調理法

2019年03月04日

五十番食品の人気デザート「プチポンデ」

揚げて調理していただくデザートです。

味は「チーズ・カスタード・チョコ」の3種類あります。

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↑ チーズカスタードは見た目は一緒。


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↑ チョコは、生地にココアを入れています。


“もちもち生地”が特徴のプチポンデですが、お客様の特注で「生地だけのプチポンデ(中身はなし)」を製造させていただいています。

プチポンデは特注での製造となると、ロット数もかなり大きいです。

生地だけ食べてももちもちで美味しいとは思いますが、一体どんな風に調理してお客様に提供しているのだろう、とずっと疑問でした。

すると担当営業のT課長から「揚げたプチポンデに飴をからめて提供している」との情報を聞き、「飴をからめたプチポンデ、美味しそう食べてみたい」と思い、先月の全体会議の時に元コックのI主任に「食べてみたいです」と言ってみたら、「じゃあ今度作ります」との返事。

とっても楽しみにしていたのですが、よりによって私が会社にいない時に作ってみたんだそうで、私以外の社員は食べられたのに、私だけが食べることができませんでした・・・


そして今月の全体会議。

事務社員のMさんの振り返りに、プチポンデの飴がらめについてこんな感想が書いてありました。

「この商品は販売されているものを写真で見たことはありましたが、正直なところ写真では全く味に関して想像ができませんでした。今月、I主任が試食を作ってくださり、想像と全く違って、見た感じよりもとてもおいしくて感動しました。ありがとうございました」

こんな感想を聞くと、益々食べたくなります

I主任に「私、前回食べれなかったんですケド・・・」と愚痴を言うと、「じゃあ今度社長がいるのを確認して作ります」と言ってくれました


そして今日。

I主任が事務所に上がって来たので「プチポンデ、今日作ってくれるのかな」と期待していたら、「社長すみませんプチポンデの在庫がありませんでした」とのこと

特注のプチポンデは、製造分は全部送らせていただいているので、基本会社に在庫は置いていません。

しかも、ロット数が大きいので、次回製造は随分先になるとのこと・・・。

「しばらく食べれないのか・・・」と悲しんでいたら、事務員のS主任が「エコ販の分があると思います」との嬉しい言葉

形不良などで商品として出荷できないB級品を、月に1度エコ販で販売させていただいていますが、3月のエコ販に特注のプチポンデが入っているはず、とのことでした。

・・・ということで、B級品のプチポンデ(中身なし)を使って、今日「プチポンデの飴がらめ」に無事ありつくことができました〜

こちらです(↓)
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↑ 揚げたプチポンデにカリッカリの飴がからめてあります。

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↑ そして中身はもちもちの生地。

カリッ&モチッの食感でとっても美味しかったです


わが社の商品と、お客様の素晴らしいアイデアで、こんな新しい商品が出来上がるなんて、本当に感動しました

他の商品でも、お客様のアイデアでいろいろとアレンジして使っていただいているのだと思います

お客様のアイデアでわが社の商品が光り輝くことができ、本当に嬉しいです


【商品紹介】
◆プチポンデ(チーズ)
https://www.50ban.co.jp/products/kashi/257.html

◆プチポンデ(カスタード)
https://www.50ban.co.jp/products/kashi/255.html

◆プチポンデ(チョコ)
https://www.50ban.co.jp/products/kashi/259.html



panda50ban at 13:47

2018年01月17日

本日工場では「ビッグ麻球」を製造していました。

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ビッグ麻球は、名前の通り“大きなごまだんご”です。

通常の芝麻球は30グラムですが、ビッグ麻球はその約1.6倍の50グラム

見た目にも「大きい〜」と分かるごまだんごです

製造担当のHくんが検食用のビッグ麻球を揚げていましたが、本日可愛い女性の方3名がご来社されていて、常務が「あの子たちに食べさせてあげよう」と言って、追加で自らごまだんごを揚げていました

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↑ さすがの常務

「ビッグ麻球ってこんなに大きかったっけ」と思うくらい、大きく膨らみキレイに揚がっていました

私が「さすが常務ですね」と言うと、常務がビッグ麻球の上手な揚げ方を教えてくれました。


まず、一番のポイントは「多めの油」

油が少ないと油の中でごまだんごが上手く転がらずキレイに揚がりません。

そして次に「油の温度」

なんといっても「低温」が基本だそうです。

150℃くらいの低温の油に入れますが、いきなりドボンと油の中に入れるとごまだんごが沈んで底が焦げてしまうことがあるので、調理用の丸い網の上にのせて静かに油の中に入れ、コロコロと転がしながら揚げるのがポイントです

網の上でコロコロ転がしながら揚げていると、段々とごまだんごが浮いてきます。

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浮いてきたら油の温度を少しだけ上げます(160℃くらい)。

少し温度を上げるのは、表面に若干揚げ色をつけるためです。

浮いてくるとごまだんごは自然と油の上でまわるので、そのまましばらく置いて仕上げます。

わが社のごまだんごは「純白むき胡麻」という白い胡麻を使っているので、濃い茶色になるまで揚げなくて大丈夫です。(濃い茶色になるまで揚げるのは揚げすぎです

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なぜ低温で揚げるのがポイントかというと、最初から高温で揚げてしまうとごまだんごが膨らみきる前に表面が固まってしまい、それ以上膨らむことができなくなります。

せっかく柔らかな白玉生地も、膨らみきれないと固めの食感になってしまいます。


せっかく大きなビッグ麻球なので、出来る限り大きく膨らませて柔らかく揚げたいものです

1、油は多め

2、油は低温150℃

3、始めはこまめにコロコロ

4、浮いてきたらしばらくじっと我慢

5、色付けのために仕上げに少し温度を上げる(160℃)



以上5つのポイントに注意して、ビッグ麻球を美味しく揚げてくださいネ


【商品紹介】
商品名:ビッグ麻球
規格:50g×20個×15P
URL:http://www.50ban.co.jp/products/chimachu/266.html


panda50ban at 16:03
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