社会人講話

2019年12月05日

先日、中学校で社会人講話をする機会をいただきました

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所属している倫理法人会の活動のひとつで、毎年何校かに講話に行かせていただいています。

「働くこと」についてお話しさせていただくのですが、前半は私の会社「食品製造」についての話、後半は働くうえでどんな職種においても大事なことをお話しさせていただきました

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↑ 写真は、青いビニール袋を見せているところです。

安心安全な食品づくりのために、工場で使う器具や備品などは「青色」のものが多いことを紹介させていただきました。

青色は食品にはない色なので、万が一食品の中に混入してしまったとしても見つけやすくするための工夫です


そして後半は、働くうえでどの職種においても大事なことをお話しさせていただきました。

倫理法人会では、社会人講話に行った時に「必ずこれだけは話してください」と言われていることがあります。

まず、「傍楽(ハタラク)」

働くことはお金との交換だけではない。

「傍(ハタ)」自分の周りの人が、「楽(ラク)」楽になること、楽しくなること、喜ぶこと、役に立つことをすることが「働く」ことなんだ、ということ。


そして、「素直五態」

文字通り「素直になるための五つの態度」


<素直五態>

1、笑顔・・・笑顔は相手との壁をなくす!

2、姿勢・・・姿勢は気力!

3、返事・・・返事は好意のバロメーター!

4、挨拶・・・挨拶が示す人柄!

5、感謝(有難う)・・・感謝は力の源!


素直五態は、実際に練習もします

笑顔の作り方から、美しい姿勢(気をつけ)の練習、大きな声で「ハイッ!!」の練習、おじぎの練習、ありがとうの練習も

結構盛り上がります


<素直五態>は本当に大事だと、今まさに感じています。

私を含め大人でもきちんと出来ていない人は多いです。


今会社で今年16歳になる子を雇っています。

わが社が中学校を卒業して初めて働く会社です。

中学を卒業して働くって、本当に大変なことだと思います。

社会人として大事なことを教えていかないといけないという責任も感じています。


その子が先日会社を無断で何日も休んだことがありました。

どうして休んだかを聞くと「朝礼の時に上司の話をちゃんと聞いていたのに、その上司から『ちゃんと話聞いているのか』と注意されて、会社に行くのが嫌になった」と言っていました。

その子には「自分は『聞いている』と思っていても、例えば相手の目を見ず下を向いている、言ったことに対して返事もしない、では、相手からしたら話を聞いているとは思えないよ」と指導をしました。

あとで上司にその時の状況を確認してみると、やはり「話を聞く時に、背中を丸めて下を向いているし、言ったことに対してハイ!の返事もないし、話を聞く態度が全くなっていなかったから注意しました」と言っていました。

もしその子が朝礼の時に、まずは「おはようございます」と元気に挨拶をして、笑顔姿勢よく、相手の話は「ハイッ」と返事をしながら聞き、最後は「ありがとうございました」と感謝を伝えていたら、絶対に「この子は話を聞いていない」とは思われないと思うんです。

<素直五態>を中学生の時から意識して身に付けることが出来れば、学校生活もより楽しくなるだろうし、勉強もよく出来るようになるだろうし、社会に出た時にもまさに「傍(ハタ)」周りが「楽(ラク)」楽しくなる、喜ばれる働きができるようになるだろうなと思います


中学を卒業したばかりの子を雇い、今<素直五態>の大切さを切実に感じているので、その想いを強くお伝えさせていただきました

このような機会をいただき本当に感謝です

ありがとうございました


panda50ban at 15:26

2019年01月28日

先月に引き続き、今月も中学校で社会人講話をさせていただきました

私が所属する倫理法人会の文教活動の一環で、このような機会をいただきました。

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最初に先生の方から私の紹介をしていただきましたが、事前に私のこのブログを読んでくださっていたようで、去年福岡マラソンに参加したことなど、かなりマニアックな情報までご紹介してくださいました

ありがとうございます

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先月は久しぶりの社会人講話だったこともありかなり緊張しましたが、今回は前回よりはリラックスしてお話しさせていただくことが出来たかなと思います。

生徒の皆さんがみんな本当に一生懸命に聞いてくれて、私もとっても話しやすかったです

質問もたくさんいただいて、私が中学生の時は積極的に発言する方ではなかったので、本当に素晴らしいなぁと思いました。

みんなの真剣な姿勢に私の方がかえって学ばせていただきました。

ありがとうございました


社会人講話をしての最大のご褒美は、後日生徒の皆さんから感想を文章にしていただけることです。

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↑ 前回もたくさんの感想をいただきました

私の話のどこをどんな風に受け止めてくれたのかが分かるので、とっても有り難いです


前回の感想で思わず笑っちゃった文章がこちら。(一部抜粋)

「先日は私達のために来てくださり、ありがとうございました。

非常に寒く、忙しい中、とても貴重なお時間を作ってくださり、短時間ですが、たくさんのことを学べたと感じ、本当にお慶びもうし上げております

(中略)

これからは、もっと冷えると思うので、どうか病にかからないようにお気をつけください。」


「お慶び申し上げております」の使い方や「どうか病にかからないように」の表現に、思わず笑ってしまいました

でも本当に嬉しかったです

今回はどんな感想がいただけるのか、今からワクワクします


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↑ 今回ご一緒させていただいた皆さん。

皆さんいろいろな業種の社長です。

福岡の中小企業の社長と一緒にこういう素晴らしい活動が出来る事、本当に嬉しく思います

この度は貴重な機会をいただきありがとうございました


panda50ban at 17:06

2018年12月11日

先週は、中学校で“社会人講話”をする機会をいただきました

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私が所属している倫理法人会という経営者団体では「文教活動」というものを行っていて、会員である経営者が中学校に赴いて社会人講話をする活動を行っています。

私は「食品製造」の社長として、その他にもいろいろな職業の方が講師として来られていました。


大人の前で話すのはあまり緊張しませんが(笑)、中学生の前で話すのはとても緊張します。

私は普段の生活で中学生の子たちと触れ合う機会が全くないので、今どきの中学生がどんなことを考え、どんなものが流行り、どんな生活を送っているのか、全く知りません。

私にとって中学生はいわば「得体の知れない存在」です。

社会人講話はもう何度か経験させていただいていますが、毎回どんな話をすれば中学生の心に響くのか、分からない中で試行錯誤しながら精一杯話させていただいています

しかし、時代によって変わる「易」と、時代がどう変わっても変わらない「不易」のものがあるので、大人でも子供でも時代がどう変わっても、大切にすべきことは何も変わっていないはずだし、これからも変わらないはず

そう信じて、私自身が働く上で大事にしていること、大事にしたいことをお話しさせていただきました


中学生と触れ合う機会が全くないと言いましたが、だからといって「今どきの子供たちは・・・」と傍観者としてだけで批評するのではなく、こうやって中学生に直接メッセージを送れる機会をいただけることは本当に有り難いです

私も中学生の頃に先生から言われた何気ない一言が、今でも忘れられないことがあります。

何かひとつでも子供たちの心に届いたものがあれば本当に嬉しいです


panda50ban at 15:14
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