常務
2019年11月07日
先ほど常務が工場のH課長に「ドライヤー持ってきて」と内線をかけていました。
「えっ 常務がドライヤー
」
と私は耳を疑いました
常務を知っている方なら、私のこの言葉をすぐに理解していただけると思います
だって常務は・・・スキンヘッドなんです
しかもスキンヘッドになって、もう三十数年
年季の入ったスキンヘッド
そんじゃそこらの“にわかスキンヘッド”とはワケが違います
毎日髪を剃っているスキンヘッドの常務に、ドライヤーは一番無縁のもの。
だからびっくりしたんです
そんな私の心を察してか、すかさず常務は「社長、『なんで常務ドライヤー』って今不思議に思ったやろうが〜
」と言います
「いやいや、そんなことは思ってませんよ・・・ それにしても一体何にドライヤーを使うんですか
しかもなんで工場にドライヤーなんてあるんですか
」と尋ねると、「工場でも何かを乾かしたりドライヤーはいろいろと使うとよ」と言います。
そして数分後、工場のH課長がドライヤーを手に事務所にやってきました。
H課長もニヤニヤしながら常務にドライヤーを手渡しています
(きっと私と同じことを考えていたに違いありません)
常務の机には分解した電子ばかり。
ドライヤーを手にすると、分解した電子ばかりに温風を当て始めました。
聞くと、電子ばかりにエラー表示が出たらしく・・・だからドライヤーの風を当てているとのことですが、どうして故障した電子ばかりに風を当てるのか、私にはさっぱり意味が分かりません。
しかし、数分風を当てて電源を入れてみると・・・
↑ なんとゼロ表示が出ました
なんで直ったのか、ますます意味が分かりません
映らなくなったテレビを叩くようなもの
・・・きっと常務が長年に渡り培ってきた知恵があるのでしょう
しかし工場では重さを量る大事な電子ばかり。
本当に治ったのかをきちんと確認してから使っていこうと思います
2019年08月26日
なのに今日もまたデザートをくれました



お値段ちょっと高めのモンブランどらにミカンまで・・・。
(石鹸はあげたのに、何故

肌の弱い常務に、以前石鹸と一緒に肌に塗るゲルもあげていたんです。
ゲルもなくなったんだと思い、「ゲルは明日持ってきますんで待っておいてください」と言いました


「別にゲルが欲しいわけじゃないっちゃけどね



それにしても、毎日こんなデザートを買ってきていたら、結局は石鹸代よりも高くつきそうな・・・


まあそれは考えないことにします


最近体重が気になりだしてウォーキングを始めましたが、夜遅く歩くのは危ないと言われ、近所の市民プールに行くことにしました。
泳ぎは苦手なので、歩くだけですが・・・。
昨日もプールで30分歩きましたが、常務のデザートでプラマイゼロどころか、少しプラスになったかもしれません


でも食事制限は苦手なので、体を動かして消費したいと思います


2019年05月28日


カツンと音がして(ハードレンズです)どこかに消えてしまい、見える範囲を見渡しましたが見つかりません。
片目が見えないまま会社に向かうわけにもいかず、とりあえず家に引き返し、左目のコンタクトを外して眼鏡にしました。
眼鏡をかけて運転席の座席の下などいろいろと探してみましたが、どこにも見つかりません。
「あーーっっ



朝のミーティングの時にそのことを話すと、常務が「俺、そういうの探すの得意やけん、車のキー貸してみぃ」と言います。
「探すの絶対無理ですよ。。。カツンと音がしたから、どこかに当たって落ちたと思うんですが。。。たぶん椅子の隙間とかに落ちてしまったんだと思います」と言いましたが、常務がそれでも「俺、探すの得意やけん

(絶対無理だって


・・・数分後。
常務の「社長、あったよ〜

「嘘やろ




驚いて「どこにあったんですか

運転席から後ろの席の座席下に落ちるなんて想像もしていませんでした。。。
「社長が“カツン”と音がしたって言いよったけん、どこかに跳ねたと思ったんよね〜」と常務が言っています。
「常務スゴイ






↑ そうして無事に私の手元に戻ってきたコンタクトレンズ


今回の学びは2つ。
一つ目は、生活にとってなくてはならないものを当たり前にしないこと。感謝を持って大事に扱うこと。
二つ目は、簡単に諦めないこと。自分だけで出来ない時は周りの力を借りる事。
今日は予定を変更して眼科に行かないといけないと諦めていましたが、鑑識課常務に助けられました


今回ばかりは感謝です。
ありがとうございました


しばらくは優しくしてあげようと思います


2019年03月27日
常務が・・・
ついにっ・・・

全国デビューを果たしました

「特化マシン」を紹介するコーナー。(↓)

〇〇に特化したマシンを紹介するコーナーです。
そこで「肉まんヒダつけマシン」というものが紹介されました。(↓)

その名の通り、肉まんのヒダだけをつけるマシンです。
わが社も何度か導入を考えましたが、包あんした饅頭にヒダをつけるだけ。
生産性ゼロ



ということで、まだ導入には至っておりません。
そのヒダつけマシンが紹介される中で、「本来の肉まんのヒダは、具を手で包む際にできるもの」という紹介があり・・・そこで我らが常務の登場です




その映像がこちら


↑ これ・・・常務の「手」です



常務が肉まんを包んでいる手の画像が使われたんです





↑ ほら


画像提供先としてちゃんと「五十番食品」と書いていあります


関根勤さんと五十番食品のコラボ。
なかなか見れないです


実はこの手はわが社のホームページで使っている画像。
https://www.50ban.co.jp/products/paozu/207.html
この画像を番組で使わせていただけないかというご依頼をいただき、快く了承させていただいたという訳です。
・・・ということで、正確には「常務の“手”」がこの度全国デビューを果たさせていただきました


地味かもしれませんが、すごく嬉しいです


きっと「肉まん 包む」などのキーワードで検索したら、たくさんの画像が出てくると思うんです。
その中で、わが社のこの画像を選んでいただけたこと、とっても光栄です


この度はこのような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました


2019年03月16日
今日もたくさんのご来店ありがとうございます


毎月エコ販の日限定で「手作り餃子セット」を販売しています。(↓)

エコ販当日の朝に作ったフレッシュな具500gと、餃子の皮50枚のセットです。(↓)

冷凍餃子も美味しいですが、包みたての餃子はまた格別に美味しいです


保存が効かないので、直売所開店当初はだいたい10セットを目安にご用意していたのですが、売り切れることもあれば、余ってしまうこともあります。
売れ残ってしまうことが数ヶ月続いたことがあり、弱気になった常務がそのうち7セットくらいしか準備しないようになってしまいました。
しかし少なく作るとすぐに売り切れてしまって、買いたかったお客様が買えないこともあります。
去年の2月、7セットしか準備していなかったセットが開店直後に売り切れてしまったことがあり、たくさんのお客様にご迷惑をお掛けしてしまったので、翌月からは予約を受け付けるようにしました。
それで問題はだいぶ解消されたのですが、それでも予約なしで買いたいお客様もおられます。
毎月エコ販の前日には「明日は予約プラス何セットを準備すればいいのか」という議論になります。
常務は余るのが嫌なので少なく作ろう作ろうとします。
私は買いたかったお客様が買えないのが申し訳ないので、多めに作っておきたいと思います。
いつも意見が合いません



そんな議論を毎月聞いていた事務員のMさんが、今月の深学レポートに「生具セットの販売について」というテーマで書いてくれていました


↑ まず、過去3年間の手作り餃子セットの売れ方をグラフにしてくれていました。
3年前までは10セットは用意していましたが、常務が弱気になった2年前からは毎月6〜7セットしか用意していません。
この数しか用意していなかったので、その数でちょうど良かった時もあれば、売れ残って社員に買ってもらったこともあれば、あっという間に売り切れて「買いたかったのに買えなかった」お客様がたくさんおられた時もありました。
そして予約を開始した1年前からは・・・なんと売上が2倍近くになりました


↑ 点線が予約数、実線が販売数です。
Mさんはこれを分析し、以下のような結論を得ました。
「昨年3月より予約販売を始めてから、予約なしでエコ販当日に販売された数(実際に販売された数から予約の数を引いたもの)の平均は、3.91個でした。
以上のことから、生具セットをいくつ作るかということを自分なりに考えると、
強気でいくのならば、予約数プラス5セット、
余りが出て無理して社員に買ってもらわなくてもと考えるのなら予約数プラス2セット
くらいがいいのではないかと思いました。」
素晴らしい分析です


特に「強気でいくのならば」という表現が私的にはすごくツボにはまりました


そしてエコ販前日の昨日。
なんと、予約が2セットしか入らなかったのです




予約販売を開始してからダントツ最低の数。
Mさんの分析からいくと、強気でいくのならプラス5セットの7セット、無理しないのであればプラス2セットの4セット。
しかし、本当にそれだけでいいのか

予約を忘れてしまった方がいるのではないか

結局常務は「余ったら俺が2セット買って帰るけん」と言って、今までにない強気を見せて「予約数プラス8セットの10セット」を用意していました


そして今日のエコ販当日。
常務の強気が吉と出るか凶と出るか、朝からドキドキです。
事務員のMさんは「常務が『俺が買って帰る』という時は、結構売れるんですよね〜」というレポートには書いていなかった新たな分析

結果は・・・用意していた10セットは売り切れて、買えなかったお客様が何名かおられました。
ご購入いただけなかったお客様、申し訳ありませんでした。
常務の“強気の思い”が売上数を伸ばすようです


ここで新たな分析結果

「常務が『俺が買って帰る』という時には、予約数プラス8セット+α」
これからはこれで行こうと思います

