写真
2018年10月26日
ずっと社長室に飾っていた創業者・父の“大きすぎる”写真を、事務所の改装をきっかけに小さい写真にしたという話でした。
大きな写真は社長室の隅の方に置き、半分だけ顔を覗かせている状態でした。

すると先日会社に来られた方が「お父さんの写真をこんな隅に置いてたらいかんやろう
」と、写真をドーンと目立つ場所に勝手に(
)動かしてしまいました

そんなに広くもない社長室に、創業者の大きな写真と小さな写真が2枚も飾ってあるという奇妙な光景。
元々常務が「この写真はあまりにも大きすぎる
」と言って写真館で写真を小さくしてもらった経緯があったので、「常務が見たらどう言うだろう・・・」と思っていましたが・・・反応は予想通り
「またこの大きな写真飾ったと
やっぱりこの写真は大きすぎるバイ
」と不機嫌になってしまいました。すると営業のT課長が「小さな写真は事務所に飾ったらいいんじゃないですか
」と素敵な提案

私も続いて「そうそう
事務所の私の席の上に飾ってくださいよ
そしたら会社に来られた方からもすぐ見えるし
」と言ったら・・・常務の反応はまんざらでもありません

数日後、「事務所の社長の席の上に飾ったらいいと
」と言って、脚立を持ってきて早速飾ってくれました


事務所だと会社や直売所に来られた方にも写真を見ていただけます


2枚の写真が最良の場所にそれぞれ居場所を見つけられて本当に良かったです


2018年06月18日
私が社長になってからずっと、社長室には創業者である父の大きな写真を飾っていました。
(↑ こちらは2013年3月に伯父が訪ねてきてくれた時のもの)
父の社葬で使った時のものなのですが、あまりの写真の大きさに初めて来られた方は皆さんとてもびっくりされます

その写真ですが、今年の4月に事務所を改装する際にに社長室も改装することになり、一旦写真を壁から外しました。
社長室の壁紙はすべて張り替え、見違えるようにキレイになりました

すると先日のタイムカード事件の時のように“壁に穴開けたくない症候群”が私の気持ちの中に湧き出てきましたが・・・改装をお願いした業者様が素敵な時計をプレゼントしてくださり、それで一大決心が出来、常務にお願いして壁に穴を開けて時計を取り付けてもらいました。
一度穴を開けるともう吹っ切れて、父の写真も取り付ける決心がつきました
早速取り付けようと思ったのですが、今度は意外な人からの反対に合いました
それは・・・まさかの常務




理由は、常務はリニューアルした社長室を大変気に入っていて、その社長室に父の大きすぎる写真は「合わん
」とのこと

「この写真はいくらなんでも大きすぎる
これの4分の1の大きさくらいがちょうどいい
」と言って、私がいくらお願いしても取り付けてくれません。。。
そのうち常務が「近くの写真館にお願いして、この写真を小さくしてもらおうか」と言って写真館に写真を持って行き、私に相談もなく注文してきてしまいました


そして、数日後に出来上がった写真。(↓)
真っ白なキレイな壁にちょこんと取り付きました


↑ 以前の写真と比べると、全然大きさが違います

今までの大きな写真はというと・・・こちらの写真も愛着があるので、社長室に置いています。
↑ 書庫の隅から半分だけ顔を出しています

今まで父の大きな写真になんだか守られているような気がしていましたが、常務が大きな写真にあそこまで反対したのは、もうそろそろ独り立ちしなさい、ということなのかな、と思ったり。。。
↑ これからは少し控えめに見守ってくれることでしょう

ちなみに、この写真はパスポートの写真を大きく拡大したものなんですよ
父が亡くなったのが急で、父のプライベート写真も全然なかったので、遺影にどの写真を使うか家族で困っていました。
諦めて、相当昔の写真を使おうかとしていたところ、ふと父がパスポートの写真写りを大変気に入っていたのを思い出し、父がいつも使っていた黒い鞄の中を見るとパスポートが入っていたので、その写真をここまで大きく拡大してもらいました

パスポートの写真を拡大したとは思えないほどのキレイな写りで本当に良かったです

