原材料

2022年02月17日

前回の「胡椒」に引き続き、今日は五十番食品の商品に使用している「塩」をご紹介いたします。

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塩は2種類を使い分けています。

通常の食塩と、沖縄の焼き塩を使用しています。

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↑ こちらは通常の食塩。

餃子皮や包子の「皮」にはこちらの食塩を使用しています。

粒が揃っていてサラサラしています。


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↑ そして、餃子や包子の「具」にはこちらの“こだわりの塩”を使用しています。

沖縄の焼き塩です。

通常の食塩よりも塩が粗めです。

なめてみると、塩辛さの中にも甘みと旨味があります。

すべての商品の「具」の味付けにはこの焼き塩を使用しています。


業務用なので、原材料のこだわりが大々的に表に出ることはなかなかないんですが、より美味しい商品を作るために、見えない中にもこだわりの原材料を使用して商品づくりを行っています

他の原材料についても追々ご紹介させていただきます。

panda50ban at 15:39

2022年02月15日

五十番食品では、商品によって2種類の胡椒を使い分けています。

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↑ 写真の左と右です。

色も香りも風味も違います


まず「色」

左の方が白く、右はやや褐色の色がついてます。


そして「香り」

左の胡椒を嗅ぐと、まあまあ上品な胡椒の香り。

右の胡椒は、結構鼻にツンとくる香りです。


そして「風味」

左の胡椒を舐めてみると、まあまあ上品な胡椒の味。

右の胡椒は、胡椒独特のピリリが舌にきて、食べ終わったあともそのピリリが結構口の中にずっと残ります。


多くの商品に使用しているのは、色が白い方の上品な香りの胡椒ですが、特に胡椒の風味を全面に押し出したい時には風味の強い方の胡椒を使用しています。


昨日のブログでも紹介した「No.3餃子」は、この風味の強い胡椒を使用しています。

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胡椒の量も通常の餃子よりも多めに入れていますが、更にこの風味の強い胡椒を使用しているので、胡椒の味が全面に出ています

食べた時も胡椒の風味がして、食べ終わっても胡椒のピリリが口の中に結構残るので、ビールには最高に合う餃子です

福岡に「胡椒焼売」が有名な中華料理店がありますが、この「胡椒餃子」も売り方次第で名物になるのではないでしょうか

(胡椒たっぷりの「No.3餃子」に興味のあるお客様はお気軽にお問い合わせください)


胡椒は2種類を使い分けていますが、その他の調味料も商品によって何種類かを使い分けています。

また追々ご紹介させていただきます



panda50ban at 13:39

2021年04月27日

五十番食品では、商品に使用する肉は基本的にブロック肉を仕入れて自社でミンチ加工をしています。(お客様の指定原料がある場合にはその限りではありません)

ブロック肉をまずはスライサーでこのような形に切ります。(↓)
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スライスをしている作業風景。(↓)
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今日はちょうど入社6年目のEくんが、新人のNくんにスライスの仕方を教えていました


細長く切った肉を、ミートチョッパーでミンチにします。(↓)
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ミートチョッパーにかけると・・・
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ミンチになって出てきます(↓)
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ミンチをしている動画をインスタグラムにもアップしています

インスタグラムをされている方は、是非こちらからご覧ください


私が五十番食品の社長になってすぐ(2007年)に、某食肉加工卸会社が牛肉ミンチの偽装事件を起こしました。

「牛肉100%」と表示した肉に、豚肉や鶏肉、また他の肉や肉でないものをを混ぜて偽装していた事件で、当時ニュースでも大々的に取り上げられ、消費者の食肉に対する不安を大きく煽りました。

その時に私は「五十番食品は自社でミンチ加工をしていて本当に良かったと強く思った記憶があります。

ブロック肉を仕入れて自社でミンチにしているので、変な肉が混ざりようがありません。


そしてまた「五十番食品が変な偽装をする会社でなくて本当に良かったとも思いました。

もし私が五十番食品に入社した時に、五十番食品が当たり前のように偽装をする会社だったとしたら・・・20代の私はそれを正すことができただろうか・・・??と不安になりました。


あの事件があった時に「五十番食品が“ちゃんと”ものづくりをする会社で良かったと本当に心から思いました。

私が五十番食品に入社して初めて工場に入った時、とっても感動しました

工場なのに手作業の工程がとても多く、大量のニラを包丁で手切りしたり、機械で焼いた春巻皮を一枚一枚手作業で重ねたり、肉まんをひとつひとつ手包みしているのを見た時は本当にびっくりしました

工場で働く皆さんは、とても丁寧に、誇りを持って仕事をしているように感じました。

私が「こんなことも手作業でしているんですか」とびっくりすることも、工場の人にとっては毎日“当たり前”にしている作業。

「こんなにこだわってものづくりをしているのに、それをお客様に伝えないなんてもったいないこれは五十番食品の大きな強みだ」と思い、工場での製造の様子をブログで発信し始めました

お客様にとっても、自分たちが使っている商品がどのように作られているのかを知ることができたら、商品に愛着が生まれたり大きな安心感に繋がるだろとも思いました。


私が初めて工場見学をした時に感じた“感動”を是非皆さまにもお伝えしたいと思って始めたこのブログです

これからも余すことなく私が感じる“工場の魅力”を発信し続けたいと思います

panda50ban at 18:17

2020年06月22日

今日の工場は、明日の仕込みで数人出勤しているだけで、ほぼお休みしていただいています。

工場に入ると、ガラ〜ンとしていました・・・

早く活気のある工場に戻したいです


ガラ〜ンとした工場に、いい匂いが漂っています。

匂いのする方向に行ってみると、戻した椎茸の石づき取りをしていました。

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↑ 干し椎茸を大きな桶で戻します。

量が量なので、匂いもすごいです

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↑ 戻した椎茸の石づきを、ハサミを使ってひとつひとつ手作業で取り除いていきます。

動画で見るとこんな感じです。(↓)


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↑ 石づきがキレイに取り除かれていました


この椎茸は、このあとフードカッターで小さく切って「ジューシー肉まん」の原料に使われます。

たまに「五十番食品の商品で一番好きな商品は何ですか」と聞かれることがあります。

「全部好きです」と答えますが(本当にひとつに選べないくらいどれも好きです)、「その中でも特に挙げるなら・・・」と言われると、「ジューシー肉まん、ですかねぇ・・・」と答えます。

開発段階から携わったので、特に思い入れがあるのかもしれません。

その「ジューシー肉まん」に使われている椎茸の仕込みの様子を、今日はご紹介させていただきました


panda50ban at 14:46

2020年01月31日

五十番食品では毎日玉ねぎを大量に使用しています

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主に餃子や肉まんに使用しています。

玉ねぎは露地ものを仕入れて、芯取りからカットまで自社で行っています。

こちら芯取りの様子です(↓)
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ひとつひとつ包丁を使って手作業で行っています。


動画で見るとこんな感じです。(↓)


↑ この日は元中華のコックをしていたI主任が芯取りをしていました。

さすが元コックさん

包丁の手さばきが違います

手際よく芯取りをしていきます。


芯取りをした玉ねぎ。(↓)
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ここから餃子や肉まん用に更に小さくカットしますが、ここからは機械を使ってカットします。

フードカッターでカットしているところ。(↓)
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脱水後。(↓)
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商品によってカットの大きさや脱水の具合も違います。

ここからいろいろな商品に加工され、美味しい餃子や肉まんが出来上がります


panda50ban at 17:04
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