ものづくりのこだわり
2011年08月04日
五十番食品では、お客様のご要望に出来る限りお応えした商品づくりをするために、工場の作業ラインに手作業の部分をたくさん残しています。
そのひとつが、餃子皮、シューマイ皮、ワンタン皮をカットする作業工程です
← 餃子皮やシューマイ皮、ワンタン皮は、この麺帯自動折畳機という機械で薄い帯状にします。
← 帯状になった生地を四角にカットする作業を、すべて手作業で行っています

通常のシューマイ皮は9cm×9cm、ワンタン皮は9cm×10cmなんですが・・・
それ以外の大きさにカットしてほしいというご要望がたくさんあるので、それにお応えするために機械化せずに手作業で行っています
長い包丁を使ってカットするのはとても技術を要します。
パートさんの技術力には脱帽です

← あまりに大きくカットしたり、逆にあまりに小さくカットしたりはできませんが、ある程度の範囲でお好きな大きさにカットすることができます。
興味のある方は是非弊社営業までお問い合わせください

2011年06月08日

いろいろな質問を受けたなかで、答えるのにちょっと考えた質問がありました。
それは、
「王さんにとって『美味しい』の定義は何ですか?」
という質問。
確かに人それぞれ味覚が違うので、「美味しい」の定義も違います。
「私にとっての『美味しい』って何かな〜?」って考えた時に出た言葉が、
1、ちゃんとした原材料を使っていること。
高級な材料という意味ではなく、雑に作られ雑に管理された材料ではなく、きちんと作られきちんと管理された新鮮な材料を使っていること。
2、味だけでなく見た目も重要。
味は美味しくても、見た目が雑に盛られていたり形が悪かったりすると、美味しさも半減します。
やっぱり美味しく見せるためには見た目も重要です。
そして、3番目が
3、「何を食べるか」だけでなく、「誰と食べるか」「どんなシチュエーションで食べるか」も重要。
同じものを食べるにしても、一人寂しく食べるのと、気心の知れた友達と楽しい会話をしながら食べるのとでは、美味しさが全然違います。
これは私が先日博多阪急の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」に一人でランチを食べに行った時に感じたことです。
仕事の合間にスーツ姿で一人で食べた小籠包と、台湾に旅行に行って混雑した店内で中国語を聞きながらみんなでワイワイ食べた小籠包とでは、美味しさが全然違いました


逆に、気の合う友達とワイワイ楽しく食べるんだったら、安いカップラーメンひとつでも美味しく感じますよね


私達メーカーは「誰と食べるか」「どんなシチュエーションで食べるか」までは関与できませんが、ちゃんとした原材料を使い「食べて美味しく見て楽しい」商品をご提供することで、お客様の『美味しい』と『笑顔』に少しでも貢献できる企業になれるようにこれからも努力していきたいと思います


2011年02月15日
「機械を導入してもほとんど品質の変わらないもの、また品質がより良くなるものは積極的に効率化をはかっていき、効率化してしまうことで逆に品質の下がってしまうものはこれからも手作業で行う」
という文章を書きました。
手作業の工程を大事にしていますが、機械を導入することで品質がより良くなるものは積極的に効率化をはかっていきたいと思っています


← ということで、今日は機械屋さんにこちらのデモ機をお借りして、効率化をはかるためのテストをしてみました

こちらは何の機械かと申しますと・・・「粉付け機」です。
← このように包あん機で分割された生地がレーンを通って・・・
← 粉付け機のトンネルの中をくぐっていきます。このトンネルの中で粉が付けられて・・・
← 反対側のレーンから出てきます。これは何の商品を作るテストをしているかというと、「寿桃」の製造のテストです。
現在、別の包あん機を使って分割をしていますが、その機械ではなかなか安定したグラム数で分割できず、大きすぎたり小さすぎたりで毎回たくさんのロスが発生しています・・・


こちらの機械に粉付け機をセットして分割してみて、品質的に変わりがないかを一度見てみたかったので、デモ機をお借りしました。
← 粉付け機を通った生地は、型に入れて桃の形に成形します。粉がついてないと型にベタッとくっついてしまうので、どうしても粉付け機が必要なんですよね。
ここまでの作業はうまくいったみたいですが・・・これを発酵して蒸した時に今と品質が変わらないかチェックしないといけません。
うまくいけば粉付け機の導入も考えたいと思います


ところで余談ですが、最初粉付け機のセッティングに予想以上に時間がかかってしまい、練っていた生地が発酵してしまって・・・
← 一回目にテストで流した時は、生地が発酵しすぎてこんな不細工な形になってしまいました・・・

これを見たパートさんが「これを『柿まんじゅう』で売り出したらどうですか?
」と冗談で言っていました。確かに、柿の形そっくりです


もちろん柿まんじゅうでは売りだしませんけどね


2011年02月05日
それは、「お客様の細かなご要望にお応えするため」です


五十番食品は、お客様のレシピに合わせたオリジナル商品を特注で数多く製造させていただいております。
オリジナル商品を依頼されるお客様は、何かしらその商品に「こだわり」を持たれた方ばかりです

例えば「包子の中に必ずエビを3匹入れてほしい」や、「粗めに切った肉を混ぜて食感を出してほしい」や、「ちょっと縦長のホイカツが欲しい」など・・・原料にこだわる方、食感にこだわる方、形にこだわる方など、こだわり所はさまざま。
同じ商品を大量生産する大手企業なら、すべての商品製造を機械化しても全く問題はないと思いますが、私たちみたいな中小企業は大手に出来ないことができることが強みです。
そして五十番食品の最大の強みは、「お客様の細かな要望にもお応えできる」ことです。
もし、五十番食品の商品づくりの各工程を機械化してしまったとしたら・・・すべての商品を機械に合わせて製造しなければいけなくなります。
例えば、
・お客様「包子の中に必ずエビを3匹入れてほしい」
→(回答)機械ではエビのすり身しか入れることはできません。3匹と指定して入れることもできません。
・お客様「粗めに切った肉を混ぜて食感を出してほしい」
→(回答)機械に通る肉のミンチの大きさが限られているので、粗めに切った肉を入れることはできません。
・「ちょっと縦長のホイカツがほしい」
→(回答)機械ではこの形のホイカツしか製造できませんので、他の形はできません。
とすべて「できません」とお断りしなければならなくなり、お客様の細かなご要望にお応えできなくなります


五十番食品は正直それが嫌なのです

手作業が多いと、確かに効率は悪いし、人は常にたくさん抱えておかなくてはいけないし、正直大変な部分も多いです。
しかし、機械で大量生産できるコスト安の商品ばかり作るよりも、小ロットでも一人ひとりのお客様の要望に応じた「付加価値のあるこだわり商品」を製造する方が楽しいのです


できるだけ多くのお客様の「こだわり」を形にするために、五十番食品はこれからも手作業の部分を大切にして製造を行っていきたいです


2011年02月01日
五十番食品にはいろいろな方が工場見学に来られます
新規で取引を始めようとする会社が「まず工場を見せてください」と見学に来ることもあれば、中華のコックさんが勉強のために数名で来られることもあります。また、近所のママサークルの方たちが工場見学を申し込まれることもあります。
五十番食品に工場見学に来られた方がまずびっくりされるのが、工場でありながら“手作業”の工程がとても多いことです。
工場といえば、製造はすべて機械が行っていて、人は所々にポツンポツンといるだけのどこか「無機質」なイメージを持って来られる方が多いので・・・五十番食品の工場内の人の多さと手作業の多さには皆さんとても驚かれます。
五十番食品はこの「手作業」の工程をとても大事にしています
手作業を大事にする理由のひとつとして「効率よりも品質を重視」しているからです
食品工場として、もちろん「効率」は常に追い求めなければなりません。
ただし五十番食品には「機械化」をするか「手作業」を続けるかのひとつの基準があります。
それは、
「機械を導入してもほとんど品質の変わらないもの、また品質がより良くなるものは積極的に効率化をはかっていき、効率化してしまうことで逆に品質の下がってしまうものはこれからも手作業で行う」
というものです

← 例えば餃子に使うニラは、すべて包丁を使い手でカットしています。
フードカッターを使えば一瞬で終わる作業ですが、手切りにこだわるのは、機械でカットするとベチャベチャになって風味が落ちてしまうからです。
これからも機械と手作業の部分をうまく融合して、良品づくりに努めてまいります

