ものづくりのこだわり

2012年09月10日

画像 357022← 五十番食品では、原材料で使う豚肉は、ブロック肉を仕入れて自社でミンチ加工しています

昔(30年くらい前まで)はミンチ肉を仕入れていたそうですが、一度大きなレンガが混入していたことがあったそうで、それから創業社長である私の父が自社でミンチをする方針に切り替えた、と常務から聞きました。

画像 30557← キャベツなどの野菜も、カット野菜は使わずに、毎日八百屋さんから仕入れた新鮮な野菜を自社でカットしています。

昔は、私の父がゴミ箱まで覗いて、キャベツの芯をチェックしていたそうです。

そして、芯に葉っぱがいっぱいついているのを見たら、ギリギリのところでカットするようにやかましく注意していたそうです

工場での商品づくりのこだわりを見ていると、父の代から続く「ものづくりの精神」を常務と工場長がしっかりと受け継ぎ、それを脈々と伝えてくれているように感じます

今期は会社の方針のひとつに「ものづくり精神の受け継ぎ」という言葉を入れました。

「易不易」という言葉がありますが、時代に応じて変えるべきことと、変えてはいけないことがあると思います。

五十番食品で製造する「商品」は時代に応じていろいろと変わっても、脈々と受け継いでいる「ものづくりの精神」は変えてはいけない、と私は思っています。

会社で「当たり前」にしていることでも、その「本(モト)」を辿れば深い意味やこだわりがあったりします。

モトを忘れてしまうと、大きくブレてしまうこともあるかもしれません・・・

これからも五十番食品の生き字引である常務と工場長からたくさん話を聞いて、五十番食品の「モト」をきちんと受け継ぎ、ブレない経営をしていきたいです

panda50ban at 20:05

2012年07月03日

今日は「肉の油通し」の工程をご紹介します

「油通し」は中華では基本の下ごしらえです。

以前の「キャベツの油通し」の記事でも書きましたが・・・

飲食店の厨房で少量するならそんなに手間はかからないと思いますが、大量に商品を作る食品工場でこれをやるとなるとかなり大変です

しかしお客様のご要望に応じた商品づくりをするために、ひと手間かけて油通しをして作る商品もあります

画像 356226← こちらは、細切りにした豚肉に下味をつけたものです






画像 356218← この細切り肉を、熱した油が入った中華鍋の中に少しずつ入れていきます。

菜箸でほぐしながら油通しします。


画像 356227← 火が通ったら、網に取って油を切ります。







画像 356221← こちらが油通し後のもの。

肉がキレイにほぐれていますネ

工場で一日に製造する数はとても多いので、

「肉を油に入れる→菜箸でほぐしながら火を通す→網ですくって油を切る」

この作業を、何十回と繰り返します。

暑い中この作業を黙々とやっている社員には本当に脱帽です

ありがとうございます


しかし、この見えない「ひと手間」が、より良い商品づくりにつながります

これからも「ひと手間」を大事にして、より美味しい商品づくりに取り組んでいきたいです

panda50ban at 17:43

2012年02月24日

今日は一般の方が五十番食品に工場見学に来られました

一般の方への工場見学会は大々的には宣伝していませんが、お問い合わせいただいた方にはコソッと(というわけではありませんが・・・)見学していただいています

今日は女性の仲良し4人組で、遠いところからわざわざ電車に乗って工場見学に来てくださいました。


五十番食品に工場見学に来られるお客様がまずビックリするのが、工場内の人の多さです

食品工場=すべてオートメーション化されている

とイメージを持たれている方がほとんどで、当社の商品の製造工程に「手作業」がとても多いことにとても驚かれます

17922245← 例えば、こちらは「芝麻球(ごまだんご)」の「ゴマつけ」の工程です。

当社では、芝麻球のゴマはひとつひとつ手作業でつけています。

これは大手メーカーでは機械でつけるところがほとんどだと思いますが、五十番食品では手作業にこだわっています。

理由は、

・ひとつひとつ手でしっかりつけることで、揚げた時にゴマがはがれにくい。

・手でつけることで、ゴマの一粒一粒が立たずにきちんと横向きにつくので、食べた時の食感が良い。

という理由からです。


ffa95957← そしてこちらは「春巻」を巻く製造工程です。

当社では、春巻はすべて「手巻き」で製造しています。

これも大手メーカーでは機械で製造されるところがほとんどだと思います。

五十番食品が手巻きにこだわるのは、「中の具にこだわりたい」からです

あるお客様のところの春巻の製造を特注で請け負った時、「春巻に必ずエビを一匹ずつ入れてくれ」というご要望がありました。

これは機械巻きでは難しいところがありますが、手巻きならこういうご要望に応えることも可能です。


ae758c4a← そしてこちらはニラを包丁で切っているところ。

こちらの作業もフードカッターを使えば数十秒でできることなんですが、五十番食品は手切りにこだわっています。

理由は、フードカッターを使うとニラがベチャベチャになってしまって風味が損なわれてしまうからです。

包丁を使えばニラの繊維に対して垂直に切ることができるので、ベチャベチャになりません


↑ 今日の工場見学でもこういうことを説明しながら案内させていただくと、お客様がとても感動してくださいました

そして工場見学のあとに試食をしていただきながら感想を伺うと、

<工場見学>
・人が多いことにびっくりした。
・手作業が多いことにびっくりした。
・自分の目で製造工程を見たことでとても安心感が持てた。人にも安心して勧められる。
・工場内がとてもキレイでびっくりした。
・働いているスタッフさんが丁寧にあいさつをしてくれて嬉しかった。

<試食>
・商品がどれも美味しい。
・そんなに濃い味つけではないが素材のうまみがあって、何もつけなくても美味しくいただける。
・どの商品も具材が大きくて、食べた時の食感が良い。
・市販の肉まんは豚肉の変なニオイがして食べれないが・・・こちらの肉まんは本当に美味しくいただけた。

など嬉しい意見をたくさんいただきました


こういったお客様の意見を聞きながら、「工場見学も商品の『付加価値』を高めることにつながるんだな〜」と感じました。

同じ商品を食べるにしても、何も予備知識がない中で商品を食べていただくのと、工場見学をしていただいたり、メーカーの商品づくりへのこだわりを聞いたあとで商品を食べていただくのとでは、同じ商品でも「美味しく感じる度合い」が違うと思います。

商品に対する「安心感」や会社に対する「愛着」が、商品を更に何倍にも美味しく感じさせることにつながるんだと、お客様の喜ぶ顔を見ながら感じさせていただきました


本日工場見学に来られたお客様、今日は本当に貴重なご意見をありがとうございました

また是非お友達を連れて来られてくださいネ


panda50ban at 19:02

2011年12月03日

五十番食品は、お客様のご要望に応じた「特注商品」を製造することを得意としています

「特注商品」をご依頼されるお客様は、商品に強い「こだわり」を持ったお客様が多いので、いろいろなご要望を言われます。

飲食店の厨房で少量作るならできることでも、食品工場で何千個も製造するとなるとできないこともあるので、そこはお客様と打ち合わせをしながら、お互いが納得する方法を見つけます。

現在特注で「春巻」を製造させていただいているお客様からは、

“油通し”をしたキャベツを使ってください」

というご要望がありました。

中華では基本の「油通し」ですが、これを五十番食品の工場でやるとなると大変です

画像 35608← 工場では一日数千本も春巻を巻くので、大きなかごに入ったキャベツが何箱にもなります。

油通しをする専用の設備もないので、これだけの量のキャベツをどうしようかと悩みました

画像 35603← 結局私たちが選んだのは、中華鍋で少しずつ油通しをすること。

一回に油通しできる量は少量なので、何十回も同じ作業を繰り返さないといけませんが、お客様の“こだわり”を形にするためには、この方法しかありませんでした。

画像 35605← 手間はかかりますが、やっぱり油通しをしたキャベツを入れた方が美味しいんですよね

しかし、こんなに大量の食材を中華鍋でコツコツ油通ししている食品工場なんて、滅多にないと思います

滅多にないようなことをやるので、どこも製造してくれるところがなくて最終的に五十番食品にお話をいただくことも多いです。

「高品質」のものを、“手間”はかけても「効率的」にやることが、今の我が社のテーマです

品質と効率の両立、とても難しいテーマですが頑張りたいと思います


panda50ban at 12:51

2011年10月25日

昨日、地元の主婦の方5名が工場見学に来られました

3月に20名くらいの団体で工場見学に来たいということで、今回はその下見を兼ねての見学でした。

工場見学のあと感想を伺うと、ある方が

「あんな立派な豚肉の塊を、工場でミンチにしてるんですね〜

うちの主人はミンチを使った料理は食べないんです。

ミンチにしている肉は、どんな肉が使われているか分からないからって。

だけど、こうやって実際にブロック肉をミンチにしているところを見たら安心ですね〜

という嬉しい感想をいただきました

画像 2375五十番食品では、製品に使用する肉はすべてブロックで仕入れて、自社でミンチにしています

← まずは、ブロック肉をこのように厚めにスライスします。

画像 2376← 厚めにスライスした肉を縦方向にスライサーにセットします。

そしてスライスすると・・・



画像 2371← このような細長い長方形になってスライスされます

このようにカットすることで、豚肉のスジ切りをしています。

画像 2370← そしてこの長方形の肉をチョッパーという機械でミンチにしていきます。

この機械を通すと・・・



画像 2369← このように次から次へとミンチになって出てきます

ものすごいスピードで、あっという間にばんじゅうが満杯になります

肉のミンチに関しては、以前工場見学に来られた別の主婦の方からも、

「うわぁー。こんな立派なお肉をミンチにするなんてもったいない

と言われたことがあります

私達にとっては当たり前のことでも、社外の方から見たらスゴイことだったりすることもあるんですね

五十番食品も創業当初はミンチの肉を仕入れて使っていたそうですが、異物混入等が続いたこともあって、自社でミンチにする方針に切り替えてからずっとその方針を守っている、とうちの常務から聞きました。

「自社で肉をミンチにしていることも、会社の立派な強みになるんだ」と、今回工場見学に来ていただいた方からの意見で気づくことができました

工場見学に来ていただくと、このようにお褒めの言葉をいただいたり、逆に指摘をいただくこともあります。

私達にとってこのような意見をいただくことは、自社の強みを知ったり、逆に改善点を見つけることができたりして、本当にありがたいです

これからもより良い工場を目指して頑張りたいと思います

panda50ban at 19:34
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