2023年06月

2023年06月29日

山陰出張2日目。

前日、出雲で中華料理店をされているA様に「明日は何時に帰るの」と聞かれ、「15時台の特急に乗るので、お昼をどこかで食べて帰りたいと思っているんですけど・・・」と話すと、「じゃあ、一緒に鳥取の境港の花れんに行こうか」とお誘いいただき、車で連れて行っていただくことになりました。

「和風中華 花れん」は、前日私を松江城に連れて行ってくださったM様のお店です。


翌日、A様がホテルまで車で迎えにきてくれました。

がしかし、私が前日飲みすぎたせいで完全な二日酔い。

朝の支度もままならず、A様を駐車場でお待たせする形になってしまいました・・・。

なんとか朝の支度を終え、A様の車でいざ出発

「昨日飲みすぎて二日酔いなんです・・・」などと話しながら、鳥取県境港市のお店に向かいました。


先に言い訳を言いますが、道中結構な山道だったんです。

二日酔いの私は、揺れる車内で更に車酔いしてしまい・・・急に気持ちが悪くなって、A様に「すみません、吐きそうです。車止めてもらってもいいですか?」とお願いし、急きょ道路の脇に車を止めてもらいました。

そして車を出た瞬間

リバース・・・。

最悪です

A様、かなりびっくりしていましたが、私は逆にスッキリ

二日酔いも気持ち悪さもなくなり、そこからはすっかり元気になりました


お店に向かう途中に、美保神社に寄っていただきました。

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情緒ある素敵な神社でした。


そして、11時過ぎに「花れん」に到着。

もうお店の駐車場には車が何台も止まっています。

人気の中華料理店です。

夏季限定の「冷やし担々麺」を注文しました。

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盛り付けもセンスがあって素敵でしたが、味も最高に美味しかったです

他にもいろいろな麺料理があり、食べてみたいものがたくさんありました。

鳥取県境港市、遠いですが、是非また伺いたいです


美味しい料理をいただいたあとは、A様が出雲大社に連れて行ってくださいました。

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母が島根県出身なので、島根県には今でもしょっちゅう行っているんですが、出雲大社に行ったのは初めて。

本当に立派な大社でした

縁結びの神様です。

素敵なご縁がありますように


あっ、もう日中協山陰の皆さまと素敵なご縁がありましたネ

日中協山陰の皆さま、この度は大変お世話になり本当にありがとうございました

A様には翌日までお世話になりありがとうございました(そして道中ご迷惑をお掛けしてしまいすみませんでした


来月は日中協山陰の皆さまでわが社に工場見学に来ていただけるとのこと。

スタッフ一同、楽しみにお待ちしております



おとといと昨日は島根県に出張に行ってきました

日中協山陰支部の総会・賞味会への参加のためです。

日中協山陰支部に参加させていただくのは初めて。

先月日中協東京の総会でお会いした山陰支部の方にお誘いいただき、この度初めて参加させていただくこととなりました。


開催場所は島根県松江市。

特急スーパーおきに乗っていきました。

新山口から益田までは山の中を走りますが、そこからは海沿いをずっと走るので、景色がとってもきれいでした

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こちらは「海」ではありません
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しじみで有名な宍道(しんじ)湖

こちらも圧巻

ものすごく大きな湖でした。


景色を堪能しながら、博多から約5時間かけて松江駅に無事に到着

総会・賞味会に参加させていただきました。

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ブッフェ形式での食事会。

今回は写真を忘れずに撮りました
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途中で賛助会員の挨拶の時間があり、私はまだ山陰支部の賛助会員ではないんですが・・・挨拶させていただきました。

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賞味会は無事に終わり、二次会までの間に少し時間があるということで、松江城に連れて行ってもらいました

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松江城、本当に立派なお城でした

お城の中は、ほぼ当時のまま残されていて、エレベーターなんてありません。

急な階段を上りながら一番上まで上がりました。

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一番上からの景色も本当に圧巻でした

宍道湖が一望できました。

松江城、カッコよくて大好きになりました


そして二次会は、松江城の近くにある「パパ厨房」で行われました。

パパ厨房はこの日は店休日でお店は貸し切り。

昔一緒に働いていたという日中協の方々が厨房でワイワイ言いながら、協力して料理を作ってくださいました

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私好みの料理ばかりが並んでいました〜

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美味しい料理と美味しいお酒を堪能しながら、皆さまと楽しい時間を過ごさせていただきました

あまりに楽しくて、ビール、ワイン、紹興酒、日本酒、白酒・・・といろいろなお酒をチャンポンしてしまった私・・・。

翌日大変なことになりました


山陰出張2日目のことは、次のブログに書かせていただきます



先日、日中協福岡の総会・賞味会がヒルトンシーホークで行われました。

会場はシーホークの34階

海や福岡市街が一望でき、真下には福岡PayPayドームが見え、圧巻の景色でした〜(しかし写真を撮り忘れました・・・

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福岡県支部は「第40回」の定期総会だそうです。

40年前に発足したということですよね。

歴史を感じます。


料理はブッフェ形式で、美味しい中華料理をたくさん出していただきました〜(しかし、これまた写真を撮り忘れている・・・

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最後写真のことを思い出して、デザートだけ撮りました

お腹いっぱいいただきました。

ごちそうさまでした


福岡支部恒例のビンゴゲームも行われました

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商品はスイカや紹興酒など。

ビンゴになった人もならなかった人も、大盛り上がりでした〜(私は“ならなかった”派


コロナ禍では日中協の行事もすべて中止になっていましたが、こうやって日中協の集まりも普通に開催できるようになってきたことが本当に嬉しいです

やはり顔を合わせてのコミュニケーションが一番ですね

飲食店も活気を取り戻してはきていますが、人手不足や原材料の高騰などまだまだ問題は山積みです。

わが社も人手不足でお客様にご迷惑をお掛けしてしまっていますが・・・少しでも飲食店様のお役に立っていきたいです。


ご一緒させていただいた皆さん、本当にありがとうございました



2023年06月23日

先日出張先のレストランで「北京ダック」を出していただきました。

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テンメンジャンはお店の手作りというこだわりの北京ダック、とっても美味しかったです

そしてっ

皮はもちろん五十番食品の「カオヤーピン」です


こちらのお店では、わが社のカオヤーピンをもう30年以上使っていただいています。

使っていただけることになったきっかけを、この度社長に教えていただきました。

先代の社長がお亡くなりになられたあと、現在は奥様が社長を引き継いでおられますが・・・かれこれ30数年前に、先代の社長と奥様(現社長)がとある中華料理店で北京ダックを食べられた時に、「この皮、美味しい」となったんだそうです。

そしてそのカオヤーピンが五十番食品のものであることを聞き、早速ご自身のお店でも使っていただくことになったとか

それから30数年、ずっと使い続けてくださっています。

本当に有難い限りです


出張先から戻ってきたあと、“五十番食品の生き字引”の常務に「カオヤーピン」の開発秘話を聞いてみました。

いつから製造し始めたかは常務もはっきりとは覚えていないみたいですが、父がまだ生きていた頃なので、少なくとも33年以上は前のことです。

たぶん40年くらい前のことではないでしょうか

どうして父がカオヤーピンを商品化しようと思ったのかは分かりませんが、今まで作ったことのないものを新たに作り始めるわけです。

道具を揃えるところから始めなければいけません。

生地を伸ばすパイローラーは父が探してきたそうですが、生地を丸くくり抜く型と、生地を焼く鉄板は、常務が調達を命じられたそうです。

常務が五十番食品に入社する前に旋盤加工の会社に勤めていたことから、父から「前に働いていた会社で作れないか」と言われ、常務が前職の会社の社長に相談したところ、快く作っていただけることになったそうです

しかし、常務からのお願いということで、旋盤加工の社長はどうしてもお代を受け取られなかったそうで・・・代わりといってはなんですが、五十番食品の商品をたくさんお渡ししてお代代わりとしたそうです。


こちらが今でも使っている鉄板。
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鉄板の厚みにもこだわったそうで、厚みが薄すぎるとと鉄板がすぐ温まるが冷めるのも早い、逆に厚すぎると冷めにくいが温まるのにも時間がかかる、ということで、今の厚みとなったんだそうです


使い込まれた鉄板は、鏡のようにツルツルです
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そして、カオヤーピンが「今の味」になったのにも歴史がありました

当初のレシピは今のレシピとは少し違っていたそうです。

そしてこれは父が亡くなったあとの話だそうですが、わが社のカオヤーピンを仕入れてくださるようになった問屋様の社長から「もう少し甘くしてはどうか」とか「ラードをもう少し増やしてみてはどうか」などのアドバイスを受けて、レシピをいろいろと改良して今の味になったんだそうです。

その問屋様は、今でもわが社のカオヤーピンの取扱量ナンバーワンです(ありがとうございます


ひとつひとつの商品に、そこにこめられた歴史があります。

そしてその歴史の上に今の会社があります。

「私が入社する前のことだから知らない」ではなく、歴史の土台の上に自分たちがいることを思うと、歴史を知る努力をすることも大事だと思いました。


常務から「俺が生きているうちに、(五十番食品のことを)いろいろと聞いとかないかんよ」と言われました

数年前に「五十番食品の歴史シリーズ」をブログに書いていましたが、いつの間にか頓挫してしまっていました。

感謝を忘れないためにも、また再開しようと思います

2023年06月22日

ご購入履歴のあるお客様には既にご案内済みですが、最近ひっそりと終売を迎えた商品があります。

「芝麻球(あんバター)」です。

このブログでも度々ご案内させていただいていましたが、思ったように売れず・・・やむなく終売とさせていただくこととなりました

コロナ禍で会社の売上も空気も落ち込んでいるなか、「少しでも会社を元気にしたい」と私が言い出しっぺで1年半前に商品化したものでした。

しかしコロナ禍でお取引先様の展示会も中止が続き、飲食店も休業や時短営業の繰り返しで、なかなか商品の宣伝ができませんでした。

去年から欠品や品薄でお客様にご迷惑をお掛けしてしまっているなか、「芝麻球(あんバター)」だけはずっと在庫に余裕がありました

そしてついにその在庫の賞味期限が迫ってきてしまい・・・営業のT課長やH主任から「値段を下げたら取ってくれるお客様がいます」と相談を受けました。

賞味期限切れで廃棄するよりもせめてどなたかに食べていただきたいと思い、最後は叩き売りみたいな感じになってしまいました。


最後がそんな売り方になってしまって私が落ち込んでいると、営業のT課長が

「今まで開発した商品の中で一番短命じゃないですかアハハ

と、私の心の傷に塩を塗るようなことを言いました

・・・でもその通り

発売からわずか1年半で終売した商品は過去にないと思います


「芝麻球(あんバター)」、とっても美味しかったんです

美味しかったんですが、販売途中から気づいてしまったことがありました。

「芝麻球(スイートポテト)」と味がかぶってしまっていました。

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スイートポテトとあんバター、どちらもバター風味が濃厚なあんこです。

「味がかぶってる・・・」と途中で気づいてしまったんですが、あんバター開発言い出しっぺの私は見て見ぬふりをしていました。

「芝麻球(スイートポテト)」は発売して8年ほどになりますが、顕著に売れ続けています。

味のかぶった商品はふたつも要りませんでした。


というわけで、これからは「芝麻球(スイートポテト)」推しでいきますよー

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スイートポテトあんは、たっぷりの芋の中に白あんやバターを練り込み、カスタードで風味づけをしています。

黄色のあんこも可愛いですね

「芝麻球(スイートポテト)」に興味のあるお客様は、是非お気軽にお問い合わせください


【商品案内】
商品名:芝麻球(スイートポテト)
規格:30g×20個×15P
https://www.50ban.co.jp/products/chimachu/264.html



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