2026年05月11日

死に様は生き様

最近不幸ごとが続きました。

お取引先の社長がお亡くなりになられ、昨日熊本で行われた葬儀に参列してきました。

享年85歳。

65年前に食堂を開店し、長年ご夫婦で営業されてきました。

テレビ取材もたくさん来る、地元に愛されてきたお店でした。

店主夫婦の高齢化やコロナ禍もあり、食堂は6年前に閉店されましたが、その後も餃子専門店として営業を続けてこられました。


時に喧嘩もしながら二人三脚で歩んでこられたご夫婦でしたが、葬儀での奥様の行動からお二人の絆の強さを思い知らされました。

葬儀が終わったあと、ご家族をはじめ参列者で棺の中をお花でいっぱいにしました。

最後の花は喪主である奥様が入れられたのですが、棺のふたを閉める前、社長の顔に自分の顔を近づけて、何度も何度も「感謝してるよ〜」と言われていたんです。

すると・・・おもむろに棺の中の社長の顔をペシッと叩かれて、「もう、なんか言わんねっ」と大きな声で言われたんです。

顔をペシッと叩いた音が会場中に響き渡り、その行動にびっくりしたと同時に、そこにお二人の関係性を垣間見た気がして、私は悲しいなかにもとっても微笑ましく温かい気持ちになりました。

そして号泣

涙が止まりませんでした。


そして出棺の時。

車が出発する前に喪主の奥様にマイクが渡されました。

そこで奥様が言われたのが、「私は幸せでした」のひと言。

二人で食堂を切り盛りするなかで苦労もたくさんされたと思うのですが、最後「幸せでした」という言葉で締めくくられるご夫婦の関係性って、本当に素晴らしいと思いました。

そして号泣

更に涙があふれました。


死に様は生き様と言われます。

最後奥様、お子さん、お孫さん、ひ孫さん、そして地域の皆さまに見送られながら旅立った社長は、まさにみんなに愛される生き方をされてこられたのだと思いました。


社長はいなくなってしまいましたが、社長が残した餃子の味はこれからも続いていきます。

私たちもそこに微力ながら協力していけたらと思います。



panda50ban at 15:35
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