2021年02月

2021年02月26日

緊急事態宣言中は県外の営業活動を自粛させていただいています。

首都圏以外の6府県は今月末で緊急事態宣言が解除されることが決まりましたが、飲食店への時短営業はこれからも要請される見通しで、まだまだ厳しい状況が続きそうです。


さて、今日は月末で、営業経費の精算日です。

主に福岡県以外の地域を担当している営業T課長の今月の営業経費の合計は・・・なんと100円

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今までで最少の営業経費でした

これは喜んでいいのか、悲しんでいいのか・・・。

経費が節減できたといっても、それだけ営業活動ができていないということなので、やっぱり喜べる状況ではありませんね・・・


営業のT課長、直接訪問はできなくても、電話等でお客様と密にコミュニケーションは取っていたようです。

先日は営業のH主任と一緒に、初めてZoomでの商談も経験していました

営業の手法もこれから変わってくるのかもしれません。


でも私はやっぱり直接お会いしての営業活動を大事にしたいです

そのためにも、早くコロナが収束することを願います


コロナ禍になってもう1年になります。

1年間マスク生活が続いています。

ここ1年で新たに知り合った方の中には、マスクなしの「素顔」を一度も見たことのない方が結構います。(同じように私も素顔を見せたことのない方がいます)

顔が分からないままコミュニケーションを取っているって・・・何だか異常な状況に感じます。

顔の微妙な表情でその人の人柄が読み取れたりします。

今はそれをすることができません。


しかも私はただでさえなかなか顔を覚えきれない人なので、特に大変です。

いつもは初めて会った方は、似ている芸能人を考えたり、顔の何かの特徴を探して覚えようと努力しますが、今の「目」しか見えない状態は本当に厳しく、マスク生活の中で知り合った方の顔を全く覚えることができず、会うといつも初対面のように感じてしまいます


今のままだと全く顔を覚えることができないので、例えばお茶を飲む時の少しだけマスクを外す瞬間に、その方の顔をジロッと見て、出来る限り顔の特徴を探そうとしています。

しかし、今はお茶を飲む時も皆さんサッとマスクを外して飲んで、またサッとマスクをつけるので(それが今のマナーでしょうが・・・)、その瞬間だけで顔の特徴を探すのは本当に至難の業です

また一瞬素顔を見た時に、目だけの印象と全然違う方もおられて、びっくりすることもあります(芸能人の柴田理恵の『目だけ葉月里緒奈に似ている』状態です


マスク生活の中、私が今意識しているのは「きちんとメイクすること」。

「どうせマスクで半分顔が隠れるから」と、メイクも適当にしていた時期もありましたが、そんな自分の顔を鏡で見た時になんだか一気に老けてしまった気がして、人に見られないと顔にも緊張感がなくなってしまうとかなり焦りました

それからは“見えなくても”きちんとメイクするようにしました(私の中の“きちんと”なので、人から見たら分からないと思います

そして最近は、今流行りの「針」が入ったファンデーションやらを買いました。

塗ると顔がかなり引き上がるそうで、引き上がったにしてもマスクをしたら結局何も分からなくはなるんですが、それでも買いました


日本でもついにワクチン接種が始まりました

皆さんとマスクなしで普通にコミュニケーションが取れる日が来ることを心から願います

2021年02月25日

会社にある本棚をひとつ処分することにしました。

中には料理関係の古い書籍がたくさん入っていて、取っておくものと処分するものとを整理していました。


常務が「社長、ショウキさんはどうすると」と聞きます。

「ショウキさん??」と聞き返すと、会社に昔からあるという「鍾馗さん」の置物のことでした。

ずっと本棚の上に置きっぱなしになっていて、もうホコリまみれです。。。

「その鍾馗さんはいつから会社にあるんですか」と聞くと、「(今の筑紫野市に移転する前の)春日市の工場の時から社長室に飾ってあったよ」とのこと。

それは下手に処分はできないと思い、「いちお社長室に置いておいてください」とお願いしました。

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↑ これがその「鍾馗さん」。

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↑ ・・・この迫力、父にそっくりです

鍾馗さんは神様なのでコロナ除けにもなるかなと思い、社長室に飾ることにしました


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キレイに拭いて、父の写真の前に飾ってみました。

鍾馗さんを置いた時、父の写真がちょっと笑った気がしました


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それにしても、すごい迫力です

父の怖さを思い出します。


この迫力は、女性社長の社長室にはちょっと似つかわしくないかなと思い・・・

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鍾馗さんの腕にパンダをのせてみました。

これで少しは迫力が和らぐかな・・・

・・・いや、和らいでないかな


この迫力は、コロナだけでなくいろいろな悪いものから会社を守ってくれそうな気がします

鍾馗さん、今までは本棚の上にホコリまみれのまま何十年も置きっぱなしにしていて本当にごめんなさい。

これからはここを安住の地としてください

panda50ban at 17:33
今日の日経新聞に食品に関するこんな記事がのっていました。(↓)

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お菓子のヨーグレットとハイレモンの賞味期限を3ヶ月延長したという記事でした。

これまでの賞味期限より長い期間保存しても品質が変わらないことが確認できたとのことです。

これからも「新技術を開発したり、保存試験を再度実施したりして賞味期限を延ばしていきたい」とのことで、食品廃棄問題への対応も加速させるとのこと。


わが社も最近、賞味期限の見直しを行った商品があります。

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↑ こちらの「伊府麺」です。

今まで製造日より3ヶ月を賞味期限としていました。

しかし去年のコロナ禍でかなりの量を廃棄することになってしまい、「本当に3ヶ月が妥当なのか」を再度検討しようということになり、保存試験を行っていました。


食品には「賞味期限」と「消費期限」とがありますが、消費期限と違い賞味期限は「品質が保持されおいしく食べることができる期限」で、期限が過ぎた場合にもすぐに食べられなくなるわけではありません。

厚生労働省のガイドラインによると、「(期限の設定は)微生物検査や理化学試験及び官能検査の結果等に基づき、科学的・合理的に行うものであること」とされています。


保存試験を行っていた製造日より10ヶ月経過した伊府麺の微生物検査を行ったところ、菌数に問題はありませんでした。

そして官能試験を先日行いました。

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全体会議の時に、製造日より10ヶ月経過したものと製造直後のものとを、社員全員で試食しました。

色・臭い・食感・味などを確認しましたが、全員で「問題ない」と判断をしました。

そして安全係数も考慮し、賞味期限を「製造日から6ヶ月」とすることとしました。

本日(2月25日)製造の伊府麺より、賞味期限が延長となっています。


SDGs(持続可能な開発目標)にも「食品ロスの減少」が掲げられています。

目標12「つくる責任つかう責任」の中に、

「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる

と掲げられています。


まだおいしく食べられるものが無駄に廃棄されることのないよう、私共も「つくる側」の責任として、科学的・合理的な検証のもと適正な賞味期限を設定していきたいと思います。



panda50ban at 16:20
安心・安全 

2021年02月24日

「毎週土曜日はテイクアウトの日」と決めて、いろいろなお店のテイクアウトを利用していますが、今週は火曜日が祝日だったので、火曜日にテイクアウトを利用しました

お店は博多区須崎町にある「星期菜(サイケイツァイ)」です。

こちら、2014年のミシュランガイドでビブグルマンに認定された人気のお店

期間限定でテイクアウトを始めたと聞いて、「緊急事態宣言が解除される前に利用しなければ」と、早速利用させていただきました

こちらの6品を注文しました。(↓)
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いつもテイクアウトを利用した時には、少しでも外食気分を味わうためにお皿に盛り付けなおすのですが・・・「これは盛り付け直すより、このままの方がキレイなのでは」ということになり、途中で盛り付け直すのを止めてしまいました

ということで、この状態で食卓に並べました。(↓)
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特段悪くないですよね

以下の6品です。

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<上段>
左:クラゲの冷製 右:蒸し鶏の葱ソース

<中段>
左:海老のスパイシーソルト 右:地鶏のパリパリ揚げ 油淋ソース

<下段>
左:広東風カニ玉 右:香港風混ぜ焼きそば


どれも本当に美味しかったです

常務が去年つけてくれた梅酒と一緒に食べたら、最高でした


お店の規模などにもよると思いますが、緊急事態宣言が解除され通常営業に戻ったら、テイクアウトをする余裕がないお店もあるかとは思います。

しかし、外食プラスアルファでテイクアウトの文化も根付いたら、それはそれで「食の楽しみ」の選択肢が増えるなと思いました

もちろんお店に行って、出来たてホヤホヤを食べるのが一番美味しいと思います

しかし、今回私はいろいろなお店のテイクアウトを利用させていただく中で、たまには自宅でゆっくりしながらお店の味を楽しむのも悪くないなぁと思い始めました


さて、星期菜に料理を取りに伺った際、少し早めにお店に着いてしまい、厨房はまさに調理している真っ最中でした。

お店の中で少し待たせてもらいましたが・・・厨房からは料理のいい匂いが漂ってきて、壁に貼ってあるメニューは美味しそうなものばかり

テイクアウトメニューにはない料理もたくさんあり・・・やっぱり本当に美味しいものを美味しいまんま食べようと思ったら、お店で食べるのが一番だと思いました


外食は外食の楽しみ、テイクアウトはテイクアウトの楽しみ、それぞれに別の楽しみがあります。

外食とテイクアウト、お客様も使い分けて、お客様とお店の双方にとってプラスの効果をもたらせばいいなと思います



panda50ban at 16:09
料理店紹介 

2021年02月22日

五十番食品には工場直売所があります。

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直売所といっても、事務所の一角に冷凍庫を置いているだけの簡素なもので、専属の店員はおらず、商品説明やレジなどは事務員が兼任しています。

そもそも直売所を作った目的というのが、業務用食品の製造卸のわが社は「お客様の声」を直接聞く機会がなかなかないので、五十番食品と最終消費者を直接つなぐパイプ的役割として、直売所を作りました。

「直売所で得たお客様の声を、本業である業務用の商品に反映させることができれば」という思いでした。

なので直売所で大きな売上を目指すつもりもなく、直売所には広告宣伝費を全くかけていないので、クチコミや「たまたま工場の前を通ったので・・・」といったお客様だけが来られます。

広告宣伝費をかけない分お安く販売できますし、少ないお客様だからこそご意見も聞きやすくなります。


「知る人ぞ知る」、これを工場直売所の売りにしていました。

そして「あそこの直売所、全然有名じゃないけど、実は全国の有名レストランにも卸しているらしいよ〜」と、知る人だけが知っている、そして知っている人には喜んでいただける、そんな直売所でいいと思っていました。


以前「日本一入りづらい工場直売所!?」というブログ記事を書いて、その記事に興味を持ってテレビ取材に来ていただいたこともありますが(笑)、現在はコロナ禍で業務用の売上も厳しく、最近は「もう少し入りやすい直売所にしてもいいかな〜」と思い直しています

今日も初来店のお客様が数組来られましたが、「本当にここに直売所があるのか」と恐々と事務所のドアを開けておられます。

そのお客様の不安げな顔を見て「『“知る人ぞ知る”でいいんだ』も会社のエゴなのでは」と申し訳なくなりました。

そして、少しでも直売所に入っていただきやすくするため、動画を作ってみました。



これで少しでも直売所に入るまでの障壁が下がればいいなと思います

このブログをお読みの皆さまも、お近くにお越しの際には是非五十番食品の“入りづらい工場直売所”にも足をお運びください

panda50ban at 15:18
工場直売所 
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