2018年11月
2018年11月29日
昨日は福岡市中央区にある「華都飯店(シャトーハンテン)」で行われた秋の美食会に出席してきました
毎年上海蟹の美味しい季節に開催されます
入口では金と銀の龍がお出迎えしてくれました
↑ この龍は、華都飯店のコックさんが手彫りしているんですよ
ものすごい技術です
料理をご紹介させていただきます。
◆秋香る色彩 前菜の盛り合わせ
・くらげと柿の和え物
・合鴨ロースの甘味噌かけ
・海老と松茸の重ね蒸し
・イカと栗のXO醤和え
・塩銀杏
の五種です。
秋の味覚満載です
◆上海蟹の姿蒸し
↑ 10月はメス、11月はオス美味しいとされています。
11月なのでオスの上海蟹でした
ねっとりとした白子がたっぷりで美味しかったです
◆フカヒレ姿入りスープ
スープがとっても美味しかったです
◆上海名物 蟹入り肉団子の黒酢煮込み
↑ 大きな肉団子です
中国では「獅子頭」というそうです
◆スッポンの炒めと椎茸の蝦子煮込み
◆上海焼きそば
◆デザートビュッフェ
↑ サンタのマンゴープリンです
顔のところはマシュマロでした。
↑ ビュッフェだったので、こんなに取ってしまいました
前菜からデザートまで大満足の料理でした
中華料理にはやはり紹興酒が合います。
昨日はテーブルをご一緒させていただいた方全員が紹興酒を飲んでいました
特に上海蟹と紹興酒の相性はバッチリでした
日本ではまだまだ馴染みの薄い紹興酒かもしれませんが、もっともっと紹興酒を飲む文化が広まればいいなと思いました
華都飯店の料理はやはり絶品です
華都飯店のスタッフの皆さん、席をご一緒させていただいた皆さん、昨日は素敵な時間をありがとうございました
【お店紹介】
店名:華都飯店(シャトーハンテン)
URL:https://www.jrfs.co.jp/shato-hanten/restaurants/tenjin/
毎年上海蟹の美味しい季節に開催されます
入口では金と銀の龍がお出迎えしてくれました
↑ この龍は、華都飯店のコックさんが手彫りしているんですよ
ものすごい技術です
料理をご紹介させていただきます。
◆秋香る色彩 前菜の盛り合わせ
・くらげと柿の和え物
・合鴨ロースの甘味噌かけ
・海老と松茸の重ね蒸し
・イカと栗のXO醤和え
・塩銀杏
の五種です。
秋の味覚満載です
◆上海蟹の姿蒸し
↑ 10月はメス、11月はオス美味しいとされています。
11月なのでオスの上海蟹でした
ねっとりとした白子がたっぷりで美味しかったです
◆フカヒレ姿入りスープ
スープがとっても美味しかったです
◆上海名物 蟹入り肉団子の黒酢煮込み
↑ 大きな肉団子です
中国では「獅子頭」というそうです
◆スッポンの炒めと椎茸の蝦子煮込み
◆上海焼きそば
◆デザートビュッフェ
↑ サンタのマンゴープリンです
顔のところはマシュマロでした。
↑ ビュッフェだったので、こんなに取ってしまいました
前菜からデザートまで大満足の料理でした
中華料理にはやはり紹興酒が合います。
昨日はテーブルをご一緒させていただいた方全員が紹興酒を飲んでいました
特に上海蟹と紹興酒の相性はバッチリでした
日本ではまだまだ馴染みの薄い紹興酒かもしれませんが、もっともっと紹興酒を飲む文化が広まればいいなと思いました
華都飯店の料理はやはり絶品です
華都飯店のスタッフの皆さん、席をご一緒させていただいた皆さん、昨日は素敵な時間をありがとうございました
【お店紹介】
店名:華都飯店(シャトーハンテン)
URL:https://www.jrfs.co.jp/shato-hanten/restaurants/tenjin/
2018年11月28日
本当に久しぶりの五十番食品の歴史シリーズ
1年以上更新していませんでした。。。
改めて、連載で五十番食品の歴史をご紹介します
(過去の記事はこちら ↓ )
五十番食品の歴史 1 〜創業時代〜
五十番食品の歴史 2 〜新事業へのチャレンジ〜
五十番食品の歴史 3 〜大きな決断〜
五十番食品の歴史 4 〜いよいよ点心開発へ〜
五十番食品の歴史 5 〜中華点心で販路拡大〜
五十番食品の歴史 6 〜意外な商品の開発〜
五十番食品の歴史 7 〜最初で最後の仲人〜
五十番食品の歴史 8 〜設立10周年記念パーティー
五十番食品の歴史 9 〜毎週水曜日の食事会〜
五十番食品の歴史 10 〜水の問題〜
五十番食品の歴史 11 〜常務の覚悟!〜
前回の「五十番食品の歴史 11」では、常務が辞める覚悟で創業者の父に直談判したことを書かせていただきました。
今日は昭和60年頃の“商品開発”のエピソードをご紹介します
当時すでに製造していた「餃子の皮」ですが、丸くくり抜いた後の残皮が大量に余っていました。
父は「この余った皮を使って商品開発は出来ないだろうか」と考え、“肉巻き”という商品を開発したそうです。
この“肉巻き”という商品は、余った餃子の皮を柔らかく練り直し、包あん機で餃子の具のようなものを筒状に包み、10cmくらいの細長い形に分割して(ちょうど春巻くらいの大きさだったそうです)、それを蒸して作っていたそうです。
中の具は、豚肉や鶏肉、キャベツやニンニクも入った薄味。
それを肉屋さんなどに卸していましたが、常務曰く「あんまり美味しくなかった」らしく(笑)、なかなか売れませんでした。
それでも常務は、佐賀のあるデパートの中に大量に使っていただける肉屋さんを見つけ、そこのお客様は「蒸しても焼いても売れる」と喜んで使ってくださり、追加注文が来るほど大量に使っていただいたそうです。
(常務は「肉巻きは社内で俺が一番売った」と自負していました)
それでも、他の店ではそんなには売れず、売上も段々と尻すぼみになり、結局2年くらいで製造は終了したそうです。
たった2年しか製造していない肉巻きですが、肉巻きがきっかけで工場で新たに始めたことがあります
当時仕入れていたミンチ肉があまり良くなかったらしく、ミンチの中に大貫(たいかん)という規格外の安い豚肉が混ぜられていたりしたそうです。
大貫は母豚や父豚としての役目を終えた年を取った豚で、通常の肉より固くて色も濃く、獣臭がすることもあります。
色が濃いせいか、肉にいくら熱を加えてもピンク色から色が変わらないこともあったそうです。
また、当時は壁がタイル貼りの肉加工場もあり、仕入れたミンチの中にタイルの破片などが混入していたこともあったそうです。
そういうことが立て続けに起こり、父は「これはもう自社でミンチ加工するしかない」と、ミンチ肉を仕入れることはやめ、ブロック肉を仕入れて自社でミンチ加工する方針に切り替えました。
切り替えた当初は、工場内に今までミンチ加工の経験がある人は誰もおらず、スライサーの刃を逆につけてしまい、肉ではなく機械の台を切ってしまったというエピソードも・・・
そういう失敗もありながら、当時から30年以上経った今でもその方針は今でも変わっておらず、五十番食品の工場では毎日ブロック肉をミンチ加工しています
今やっている仕事も、それを始めた「本(もと)」があります。
私も本(もと)を知らなかったら、「自社でミンチ加工するのは手間がかかるから、ミンチ肉を仕入れよう」と安易に方針を切り替えてしまったかもしれません。
もちろん今はそんな不良な肉を販売する会社はないかとは思いますが、今やっている仕事の意味・価値を知る上で、本を知ることはとても重要だと思います。
・・・ということで、本を忘れないために、この五十番食品の歴史シリーズも、また再開したいと思います
〜続く〜
1年以上更新していませんでした。。。
改めて、連載で五十番食品の歴史をご紹介します
(過去の記事はこちら ↓ )
五十番食品の歴史 1 〜創業時代〜
五十番食品の歴史 2 〜新事業へのチャレンジ〜
五十番食品の歴史 3 〜大きな決断〜
五十番食品の歴史 4 〜いよいよ点心開発へ〜
五十番食品の歴史 5 〜中華点心で販路拡大〜
五十番食品の歴史 6 〜意外な商品の開発〜
五十番食品の歴史 7 〜最初で最後の仲人〜
五十番食品の歴史 8 〜設立10周年記念パーティー
五十番食品の歴史 9 〜毎週水曜日の食事会〜
五十番食品の歴史 10 〜水の問題〜
五十番食品の歴史 11 〜常務の覚悟!〜
前回の「五十番食品の歴史 11」では、常務が辞める覚悟で創業者の父に直談判したことを書かせていただきました。
今日は昭和60年頃の“商品開発”のエピソードをご紹介します
当時すでに製造していた「餃子の皮」ですが、丸くくり抜いた後の残皮が大量に余っていました。
父は「この余った皮を使って商品開発は出来ないだろうか」と考え、“肉巻き”という商品を開発したそうです。
この“肉巻き”という商品は、余った餃子の皮を柔らかく練り直し、包あん機で餃子の具のようなものを筒状に包み、10cmくらいの細長い形に分割して(ちょうど春巻くらいの大きさだったそうです)、それを蒸して作っていたそうです。
中の具は、豚肉や鶏肉、キャベツやニンニクも入った薄味。
それを肉屋さんなどに卸していましたが、常務曰く「あんまり美味しくなかった」らしく(笑)、なかなか売れませんでした。
それでも常務は、佐賀のあるデパートの中に大量に使っていただける肉屋さんを見つけ、そこのお客様は「蒸しても焼いても売れる」と喜んで使ってくださり、追加注文が来るほど大量に使っていただいたそうです。
(常務は「肉巻きは社内で俺が一番売った」と自負していました)
それでも、他の店ではそんなには売れず、売上も段々と尻すぼみになり、結局2年くらいで製造は終了したそうです。
たった2年しか製造していない肉巻きですが、肉巻きがきっかけで工場で新たに始めたことがあります
当時仕入れていたミンチ肉があまり良くなかったらしく、ミンチの中に大貫(たいかん)という規格外の安い豚肉が混ぜられていたりしたそうです。
大貫は母豚や父豚としての役目を終えた年を取った豚で、通常の肉より固くて色も濃く、獣臭がすることもあります。
色が濃いせいか、肉にいくら熱を加えてもピンク色から色が変わらないこともあったそうです。
また、当時は壁がタイル貼りの肉加工場もあり、仕入れたミンチの中にタイルの破片などが混入していたこともあったそうです。
そういうことが立て続けに起こり、父は「これはもう自社でミンチ加工するしかない」と、ミンチ肉を仕入れることはやめ、ブロック肉を仕入れて自社でミンチ加工する方針に切り替えました。
切り替えた当初は、工場内に今までミンチ加工の経験がある人は誰もおらず、スライサーの刃を逆につけてしまい、肉ではなく機械の台を切ってしまったというエピソードも・・・
そういう失敗もありながら、当時から30年以上経った今でもその方針は今でも変わっておらず、五十番食品の工場では毎日ブロック肉をミンチ加工しています
今やっている仕事も、それを始めた「本(もと)」があります。
私も本(もと)を知らなかったら、「自社でミンチ加工するのは手間がかかるから、ミンチ肉を仕入れよう」と安易に方針を切り替えてしまったかもしれません。
もちろん今はそんな不良な肉を販売する会社はないかとは思いますが、今やっている仕事の意味・価値を知る上で、本を知ることはとても重要だと思います。
・・・ということで、本を忘れないために、この五十番食品の歴史シリーズも、また再開したいと思います
〜続く〜
2018年11月26日
今年の忘年会で嬉しかったこと。
わが社の「中華の小鉢」を料理に出していただきました。
それを見た製造担当のパートさんが、「『中華の小鉢』ってこんな風に使われているんですね作るのにとても手間がかかるけど、一体どんな風に使われているのかと思っていました」ととても喜んでくれました
そして「来ていないパートさんにも教えてあげないと」と、写真を撮っているパートさんもいました
自分たちが作っている商品がお店でどのように使われているかを直接見てもらうことができ、またそれを見て喜んでいるパートさんたちを見る事ができ、私はとっても嬉しかったです
仕事をする上で「実感を持つ」ことはとても強いモチベーションになります。
実際に自分たちが作っている商品がどのように使われているか直接見ること、お客様からの喜びの声を直接聞くこと。
しかし工場で働くスタッフは、そういう場面を直接見聞きする機会がほとんどありません。
今回は実際に中華の小鉢がどのように使われているのかを直接見る事ができ、そしてお客様の立場で食べることができ、自分たちの商品に今までよりも「実感を持つ」ことが出来たんではないかと思います
本当に良かったです
わが社の「中華の小鉢」を料理に出していただきました。
それを見た製造担当のパートさんが、「『中華の小鉢』ってこんな風に使われているんですね作るのにとても手間がかかるけど、一体どんな風に使われているのかと思っていました」ととても喜んでくれました
そして「来ていないパートさんにも教えてあげないと」と、写真を撮っているパートさんもいました
自分たちが作っている商品がお店でどのように使われているかを直接見てもらうことができ、またそれを見て喜んでいるパートさんたちを見る事ができ、私はとっても嬉しかったです
仕事をする上で「実感を持つ」ことはとても強いモチベーションになります。
実際に自分たちが作っている商品がどのように使われているか直接見ること、お客様からの喜びの声を直接聞くこと。
しかし工場で働くスタッフは、そういう場面を直接見聞きする機会がほとんどありません。
今回は実際に中華の小鉢がどのように使われているのかを直接見る事ができ、そしてお客様の立場で食べることができ、自分たちの商品に今までよりも「実感を持つ」ことが出来たんではないかと思います
本当に良かったです
先週の土曜日は会社の忘年会を行いました
12月の繁忙期を避けて、一足早く11月に行いました。
去年から始めた永年勤続表彰、今年も行いました
今年は10年表彰が4名(1名欠席)、20年表彰が1名、40年表彰が1名でした。
10年表彰(↓)
20年表彰(↓)
40年表彰(↓)
40年表彰は常務です
永く勤めてくださる方がいることは本当に有り難いです
只々感謝しかありません
ありがとうございます
これからも永〜くよろしくお願いします
そのあとは、お楽しみ抽選会やカラオケで盛り上がりました
↑ 若手2人が抽選会の司会
若手の成長は本当に嬉しいです
最後にピースで集合写真を撮りました
五十番食品は12月が一番の繁忙期
全員で力を合わせて頑張ります
・・・【後日談】
今日会社で忘年会での勤続表彰の話をしていたら、常務が「俺、常務になって今年で28年やもんね」と言います。
「常務っ勤続40年の表彰のあとは、常務になって30年の表彰もしてもらうつもりですかっ」と思わず突っ込んでしまいました
12月の繁忙期を避けて、一足早く11月に行いました。
去年から始めた永年勤続表彰、今年も行いました
今年は10年表彰が4名(1名欠席)、20年表彰が1名、40年表彰が1名でした。
10年表彰(↓)
20年表彰(↓)
40年表彰(↓)
40年表彰は常務です
永く勤めてくださる方がいることは本当に有り難いです
只々感謝しかありません
ありがとうございます
これからも永〜くよろしくお願いします
そのあとは、お楽しみ抽選会やカラオケで盛り上がりました
↑ 若手2人が抽選会の司会
若手の成長は本当に嬉しいです
最後にピースで集合写真を撮りました
五十番食品は12月が一番の繁忙期
全員で力を合わせて頑張ります
・・・【後日談】
今日会社で忘年会での勤続表彰の話をしていたら、常務が「俺、常務になって今年で28年やもんね」と言います。
「常務っ勤続40年の表彰のあとは、常務になって30年の表彰もしてもらうつもりですかっ」と思わず突っ込んでしまいました
2018年11月20日
昨日のブログにも書きましたが、今HACCP取り組みのための準備で全商品の製造工程を目で見て確認しています。
商品アイテムが多いのでなかなか進みませんが、私も最近は朝の仕込みから工場に入ってひと工程ずつ確認をしています。
今日の朝は、五十番食品で一番人気の餃子「黒豚餃子」の仕込みをしていました
キャベツは当日の朝、機械でカットします。(↓)
黒豚餃子に使うキャベツは、塩もみをします。(↓)
冬はとっても冷たい作業です
塩もみ後、脱水したキャベツ。(↓)
とってもキレイです
玉ねぎも、使う分を当日の朝機械でカットします。(↓)
脱水後の玉ねぎ。(↓)
こちらもキレイです
ミキサーで肉に味をつけたあと、最後に野菜を入れて仕上げます。(↓)
ミキサーからは、ごま油や調味料の美味しそうな匂いが漂っています
出来上がり(↓)
五十番食品の黒豚餃子は、肉はブロック肉を自社でカット、野菜も露地ものを仕入れて自社でカットしています。
やや濃いめの味付けで、そのままでもタレをつけても美味しくいただけます。
ひと口サイズの10グラムです。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください
【商品紹介】
商品名:黒豚餃子
規格:10g×1kg×10P
https://www.50ban.co.jp/products/gyoza/225.html