五十番食品★あととり娘の社長日記:2016年04月

2016年04月

2016年04月30日

五十番食品の歴史②　～新事業へのチャレンジ～

前回の記事「五十番食品の歴史　～創業時代～」では、創業の経緯から工場長と常務が入社するまでをお伝えさせていただきました。

今回はその続きです。

五十番食品の餃子の売上が順調に伸びる中、父はもつ鍋屋さんを始めるも１年で閉店、昭和５４年頃にまた別の事業を始めることになります。

それがお弁当屋さん

しかも当時はどこもやっていなかった「温かいお弁当」の販売を始めることになります。

名前は「ミスター弁とん」

弁とんだけに「弁慶」の絵をキャラクターにし、福岡の各地域にプレハブの直営店を５店舗ほど構えて、スチーマーで温めながら温かいお弁当を売るということを始めました。

お弁当のおかずは専属の社員を置いて夜中に仕込み、早朝各店舗に配達していたそうです。

今ではほか弁などが温かいお弁当を販売していますが、当時温かいお弁当を販売するところなんてどこにもなく画期的なアイデア

食の専門雑誌に載るなど話題になったそうです。

アイデアは画期的でしたが、常務曰く、なかったのが「資金力」。

２年ほど続けますが、資金が続かず弁当事業からは撤退することになります。

この時に会社は資金的にかなり苦しくなったそうで、父はひとつひとつの業者様に支払いについてのお願いに回ったそうです。

この時に助けてくれた業者様で今でもお取引のある会社がいくつかあります。

本当にありがとうございます

当時はどこもやっていなかったほっかほか弁当の先駆け的なこと始めた父。

父はどこから温かいお弁当を売るなんてことを発想したのでしょうか

常務や工場長、母が口を揃えて言うのは、「社長は時代を先取りしすぎていた」。

資金力があり時代もマッチしていたら大成功していたかもしれません。

そんなアイデアマンの父を本当に尊敬します

弁当事業から撤退し資金繰りが苦しい時期もありましたが、餃子の売上は順調に伸びていました。

そんな中、父はある「大きな決断」を下すことになります。

・・・続く。

panda50ban at 08:25
会社紹介＜全体＞

2016年04月28日

五十番食品の歴史①　～創業時代～

今月の全体会議で社員の皆さんに「五十番食品の歴史」について話をしました。

話をするにあたって、五十番食品の生き字引とも言える常務と工場長、そして私の母にインタビューをしました。

今まで知らなかった創業当時の会社のことをいろいろと知ることができ、また創業者の父のことについても知らなかった一面を知ることができました。

今回は「五十番食品の歴史」について、皆さんにもお伝えしたいと思います

五十番食品の創業は、昭和４６年です。

私の父・王基樹が博多区雑餉隈に「中華食堂　五十番」という食堂を始めました。

（ちなみにお店の名前は、父が大好きだった野球の王貞治さんのご実家の「五十番」という中華食堂に由来していると聞いています。）

メンバーは父と母と従業員２名の計４名。

創業から２年後の昭和４８年に１人増えて５人になりますが、その時入ったのが今の工場長です

工場長は当時別の中華食堂で働いていましたが、父がその中華食堂に顔を出した時に真面目な働きぶりを大変気に入り、五十番にスカウトしたそうです

それから工場長は五十番食品一筋

今年で入社４３年です。
本当にありがたいです

もともと起業の願望があった父は、食堂を従業員の１人に譲り、昭和４９年１２月に春日市にて「有限会社　五十番食品」を設立します。

最初は餃子の具と皮を近所のラーメン店に卸す仕事から始めました。

そのうち餃子の機械製造も始め、ラーメン店だけでなく肉屋や大手スーパーにも卸し始めました。

餃子が順調に売り上げを伸ばす中、父はいろいろな事業にも手を出します。

最初に始めたのが、なんともつ鍋屋さん

昭和５２年頃、現在の博多区竹丘町で「味源」というもつ鍋屋さんを始めました。

この頃母は、昼間は子育て、夜はこのもつ鍋屋さんで働いていたそうです。

もつ鍋屋はそれなりに繁盛はしていたみたいですが、約１年で閉めることになります。

このもつ鍋屋を閉める昭和５３年に入社したのが、現在の常務です

入社してすぐ、閉店したもつ鍋屋の荷物運びの手伝いに行ったと言っていました。

ちなみに常務は五十番の求人を見て面接に来たそうですが、その時に父に言われた言葉が今でも忘れられないそうです。

それが・・・

「私の名前は王、血液型もＯ型、足もＯ脚やもんね」

・・・そんなオヤジギャクから始まった常務と五十番食品の縁ですが、常務も今年で入社３８年目です

本当にありがたいです

もつ鍋屋さんを閉めた父ですが、またすぐに新しい事業にチャレンジすることになります。

・・・続く。

panda50ban at 15:44
会社紹介＜全体＞

2016年04月25日

やっぱり、餃子がキテます！！

こちらホットペッパーの５月号。（↓）

↑　赤い丸枠の「福岡トレンド中華」の文字に思わず手に取りましたが、その下には「今、餃子がキテます」の文字

早速中を開くと、「餃女（ギョージョ）も！ご当地系も！今、餃子がキテます」というテーマで、２ページにわたり餃子特集が組まれていました。（↓）

前回「餃子女子ブーム！？」というタイトルでブログを書かせていただきましたが、今では略して「餃女（ギョージョ）」と呼ばれているそうです

記事には餃女が増えている理由として、３つ挙げられていました。

①餃子×ワインのマリアージュがイケる

餃子といえばビールと一緒に食べるのが定番ですが、最近は具材やタレを工夫してワインに合う餃子を出されているお店も増えてきているそうです。
なんとフォアグラ入りの餃子を出されているお店もあるとか

②新しモノ好き女子に個性派餃子がウケる

餃子といえば、タレは酢醤油、調理法や焼きが王道ですが、最近はそこにとどまらない個性派餃子が増えているそうです。
エスニック風な「香菜グレープフルーツダレ」や、「バルサミコ酢とはちみつ」を煮詰めたタレなど

もう“中華の枠”を超えてしまっていますね。

③シャレオツな店での餃子会がキテる

餃子といえば中華料理店やラーメン店が一般的ですが、最近はカフェやバル風なお店が増えて来ていて、女子会などでも利用しやすい環境に変わってきているそうです。

餃子と言えば有名なのが「餃子の王将」。
赤や黄色や緑の看板がとっても目立ちますが、３月に京都の烏丸御池にとってもシックでオシャレな店舗を出されたそうです。
その名も「ＧＹＯＺＡ　ＯＨＳＨＯ」。
これなら女子も気軽に利用できそうです

ホットペッパーの１ページ目には餃子女子の特集、２ページ目にはご当地餃子の特集が組まれていましたが、全国には本当にいろいろな餃子があるんですね

わが社でも最近、地元の食材を使った餃子の製造依頼が増えていますが、餃子でご当地グルメの開発も素晴らしいですね

ご当地餃子の開発に興味のある方、是非わが社にご相談ください

記事の最後に「餃子検定」の紹介がのっていたので私もやってみました。

結構難しかったですが、いろいろ調べながら答え、合格することができました～

合格すれば、日本餃子協会認定の「ギョーザニスト」を名乗れるそうです

是非皆さんもやってみてくださいネ

※餃子検定はこちらから。（↓）
https://kentei.gyozakyokai.com/

今、餃子がキテます

老若男女、老いも若きも、男も女も、みんな餃子を食べましょう

　　
　　頑張れ！！熊本・大分

panda50ban at 10:25
由来・伝説・食品知識

2016年04月23日

「プチポンデ（カスタード）」のご案内！

本日は大人気のプチポンデシリーズから「プチポンデ（カスタード）」をご紹介させていただきます

↑　もちもち生地の中にトロ～リとろけるカスタードクリームが入っています

プチポンデの「ポンデ」は、ポルトガル語の「ポン・デ・ケージョ」に由来していて、ブラジル発祥のもちもち生地のパンのことです

もちもち生地の食感は、皆さんがご存じのもので言えば、ミスタードーナツの「ポンデリング」のような感じです。

ひとつ食べたらもうひとつ食べたくなる、クセになる食感ですヨ

カスタード味は、女性やお子様に大人気

大きさが１５グラムのひと口サイズなので、バイキングでも使っていただきやすい大きさです。

使用する時は、油で４分ほど揚げてください。

上手に揚げるポイントは、油の中でコロコロ転がしながら揚げることです

大きく膨らみ、丸くキレイに揚げることができます。

フライヤーに入れっぱなしにしておくと、どうしても膨らみが悪く楕円形になりがちです

少々手間がかかりますが、転がしながら揚げることをオススメします

もちもち生地が美味しい「プチポンデ（カスタード）」。

カスタードの他にも、チーズ味とチョコ味がございます。

興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください

【商品案内】
商品名：プチポンデ（カスタード）
規格：１５ｇ×５００ｇ（約３３個）×２０Ｐ
調理方法：冷凍のまま、１６０℃の油で約４分間ころがしながら揚げてください。

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～お問い合わせはお気軽にどうぞ！～
有限会社　五十番食品
〒818-0066　福岡県筑紫野市永岡1312
TEL：092-928-0050　　FAX：092-928-7650
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　　頑張れ！！熊本・大分

panda50ban at 16:40
◆商品＜プチポンデ＞

2016年04月21日

ログハウスの中華料理店！

今週の月曜日、日中協福岡の「うまかと食わん会」に参加してきました

「うまかと食わん会」は不定期に行われていて、福岡のいろいろな中華料理店に中華コックの皆さんで行かせていただいています。

今回の場所は、行橋市にある「中國菜館　林」。

福岡市内からだと遠いので、皆さんで車を乗り合わせて行かせていただきました。

お店に着くと、まずは外観にビックリ

↑　なんと建物がログハウスです

ログハウスの中華料理店は初めてみました。

こちらのオーナーシェフの林さんは、元辻調理師専門学校で講師をされていて、地元の行橋に戻って中華料理店を始められたそうです。

料理の味には定評があり中華のコックさんの間でも評判が高く、この度うまかと食わん会で訪問させていただくことになりました。

とてもセンスのある美味しい料理を出していただきましたのでご紹介させていただきます

◆四種前菜盛り合わせ