2015年12月
2015年12月29日
五十番食品は今日が仕事納めです。
仕事納めの日には毎年スタッフの皆さんにお昼のお弁当を用意していますが、今年は“パンダ”がお弁当を配ってくれました
こちらのパンダ、誰でしょう(↓)
いつもブログをご覧になってくださっている皆さんは、もう想像がつくと思いますが、顔を上げてもらうと・・・
↑ やっぱり常務でした〜
毎年常務にはクリスマスにサンタになってもらいプレゼントを配ってもらうのですが、今年は慌ただしくてそんな余裕もなく・・・
社員のOさんの発案でパンダの着ぐるみでお弁当を配ってもらうことにしました
12時のチャイムが鳴るまでしばらく待機。。。(↓)
↑ 後ろのパンダ店長と常務パンダ、五十番食品にパンダが2匹です
チャイムが鳴り、スタッフのみんなが続々と事務所に上がってきました
↑ みんなビックリ&笑顔でお弁当を受け取っていました
特に今年入った新人のパートさんは、かなり驚いていましたヨ
↑ ひと仕事終えて、常務パンダもお弁当の時間です。
常務、楽しい時間を本当にありがとうございました
今日が仕事納めといっても、工場の社員は明日も明後日も仕事です。
社員の皆さん、本当に最後の最後までありがとうございます
あともうひと踏ん張り、みんなで頑張りましょう
五十番食品は、12月30日(水)〜1月3日(日)までお休みとなります。
年始は1月4日(月)からの営業です。
どうぞよろしくお願いいたします。
2015年12月28日
年末で五十番食品の工場は例年にも増して慌ただしくしています。
商品の欠品や延着でご迷惑をお掛けしているお客様、本当に申し訳ありません。
社員は休日返上で出勤し商品を製造していますが、それでもいよいよ商品が足りなくなってしまい、先週の金曜日の朝のミーティングで「パートさんにも日曜出勤をお願いしようか」ということになりました。
五十番食品では過去今まで社員に日曜出勤はお願いしてもパートさんにはお願いしたことがなく、年末の最後の日曜日で家庭の事もいろいろと忙しい時期にどれだけのパートさんが出てきてくれるか全く分かりません。
「それでも数名でも出て来てくれて、少しだけでも製造できたら・・・」と思い、朝礼で「皆さんに“社長の一生のお願い”があります」と言って日曜出勤のお願いをしたところ、なんと29人のパートさんが出てきてくれると言ってくれました。
正直「“社長の一生のお願い”なんて言って、誰も出てこれなかったらどうしよう・・・」と内心とっても不安でした。
わが社は現場のスタッフの力なくしては、商品ひとつ作れません。
ただただ働いてくれているスタッフに感謝しかありませんでした
日曜出勤してくれたスタッフにはお弁当を用意することにしましたが、前日に常務が作った大根とスペアリブの煮込みも残っていたので、そちらも温め直しました。
一日置いた煮込みは、前日よりも更に味が染み込んで美味しくなっていました〜
常務、ありがとうございました
日曜日に社員とパートさんが計40名出勤してくれて、商品も何品か製造することができました。
それでもまだまだ在庫不足解消というわけにはいかないのですが・・・ご迷惑をお掛けしているお客様を少しでも減らすことができたことだけでも良かったです。
泣いても笑っても今年もあと数日です。
お客様にご迷惑をお掛けしないよう、出来る限りのことはして今年の年末を乗り切っていきたいと思います。
社員さん、パートさん、あともう少しだけどうぞよろしくお願いいたします
2015年12月26日
年末でバタバタの日々が続いています。
私も工場に入って仕事をしています
さて、今日は年末の恒例「常務の賄いの日」でした
↑ 今日の賄いは、大根とスペアリブの煮つけ。
大根は、工場長の畑で獲れたもの
スペアリブは、お肉を仕入れている業者さんに注文したんですが、「賄いで使う」と言ったらサービスで持ってきてくれたそうです
N社長、本当にありがとうございました
常務から「社長、ワカメスープ飲む?」と聞かれ「飲みます」と答えたら、即席スープを作ってくれました。(↓)
↑ 作ってくれたと言っても、ポットのお湯を入れただけですが・・・
常務、何から何までありがとうございます
常務の賄いは、今年は今日で最後になると思います。
常務、本当にありがとうございました
とっても美味しく食べさせていただきました
来年、また楽しみにしていますネ
2015年12月19日
今日は土曜日出勤の日です。
年末だけ五十番食品の賄いコックになる常務
今日もスタッフのために美味しい食事を作ってくれました〜
先週は豚汁でしたが、今日の賄いは・・・
先週の宣言通り、カレーでした〜
ご飯は各自持参だったのですが、忘れた人もいるかもということで炊いてくれました。
(私も忘れていたので助かりました)
↑ 漬け物も準備してくれていました。
本当にありがとうございます
甘みの中に辛味もしっかりあり、とっても美味しいカレーライスでした
常務、毎週ありがとうございます
「来週は何を作るんですか」と聞いてみると、考えた末「大根とスペアリブを煮付けようか?」とのこと
とっても美味しそう
楽しみです
常務、来週の賄い料理もよろしくお願いしま〜す
2015年12月16日
12月に入り、五十番食品は今一年間で一番の繁忙期です。
工場は猫の手も借りたい忙しさで、「私に何か手伝えることないですか?」と事務員のS主任に聞くと、「社長、久しぶりにスホの法則お願いします」と言われました。
「スホの法則久しぶりに聞くけど何だったっけ」と一瞬考えましたが・・・すぐに思い出しました
商品を入れる袋に一括表示を貼る作業で、シールを貼る位置がズレないように、印刷している「オーブントースター」の「ス」の字と、一括表示の「保存方法」の「保」の字が横並びになるように貼ることでした
「ス」と「保」で「スホの法則」
分かりやすいですね
ブログを見ると、一年前も同じ作業をしていました〜。
http://blog.livedoor.jp/panda50ban/archives/1794902.html
普段あまりこのような単純作業をすることはないのですが、今回無心になって数時間この作業をしながら、「致知」という雑誌の11月号に載っていた鍵山秀三郎氏のインタビュー記事を思い出しました。
↑ こちらの表紙にもなっている鍵山秀三郎氏はイエローハットの創業者で、創業以来続けている掃除の実践はとても有名です。
この鍵山氏の記事に「些細なことにも意義と価値を感じて取り組む」という文章がありました。
長いですが、とてもいい文章だったので抜粋させていただきます。
「些細なことにも 意義と価値を感じて取り組む」
私は今朝も5時15分から8時まで、三時間近く近所の公園の掃除と草刈りをしてまいりました。
誰に頼まれたわけでもなく、自分の意思でやっていることです。
いまの時期は暑さに加えて、蚊に食われて大変です。
別にそれをしたからといって、私には何の得にもなりません。
それでもなぜやるのかと申しますと、人間は自分の得にならないことをやらなければ成長できないからです。
残念ながらいまの時代は、自分の得になることなら一所懸命にやるけれども、自分の得にならないことはしないという人が多いですね。
それではダメなんです。
もちろん自分の得になることも大事ですけれども、それ以外に自分に何の得にならないことにも励んでいただきたいのです。
(中略)
私は草取りをする時、草の根元を持った瞬間に、どのくらいの力を入れ、どう引っ張ったらうまく根が抜けるかということを一回一回しっかり意識しながらやっています。
これまで大勢の人の作業を見てきましたが、普通は草取りなど大して価値もないということで無造作にやる人が多いですね。
けれども私は、どうすれば綺麗に抜けるか、一回一回、一工程一工程に意義と価値を感じながらやっているのです。
ですから、私が草取りをした後はものすごく綺麗ですよ。
野菜の束のようにきちんと揃えて、根元を人が通るほうに向けて並べてある。
皆さん自分が抜いた後と比べてびっくりされます。
なぜそこまでやるのかと申しますと、私がただの草取りだと考えていい加減にやったら、本当に何に意義も価値もない仕事をしていることになってしまうからです。
そういう私の目から見ますと、世の中には自分の仕事をただ漫然と、何の意義も価値も感じずにやっている人が何と多いことでしょう。
そうではなしに、他人から見たらどんな些細な、取るに足らないことであっても、自分がやるからにはそこにしっかり意義と価値を感じ取ってやっていただきたいのです。
そうしたからといって一日や二日、一年や二年では何も変わらないかもしれません。
しかしこれが五年、十年、二十年、三十年と続くと、途轍もなく大きな差になってくるのです。
このことは私のこれまでの人生を踏まえて、皆さんに自信を持って言えることです。
その積み重ねは、ちょうど薄い紙を重ねていくようなものです。
一枚が二枚、三枚になっても大したことはありませんが、一万枚積み重ねたら大変な厚みになります。
それと同じなんです。
どうか皆さんも人生に対して遠き慮(おもんぱか)りを持っていただき、薄い紙を重ねるように、些細なことを疎かにしないで積み上げていっていただきたい。そう心から願っております。
(「致知」2015年11月号より抜粋)
こちらの文章を通して、同じ仕事をするにも、ただの作業として行うのか、そこに意義や価値を見出して行うかで、全く違う結果になるということを教えていただきました。
私もシール貼りを途中までは単純な「作業」として行っていましたが、途中でこの文章を思い出し「この袋を手に取った方が『美味しい』と笑顔になって食べてくれますように」と思いを込めて貼らせていただきました。
そう思いながらシール貼りをすると、適当な仕事はできません。
同じシールを貼るにしても、シールが少しでも歪まないように、綺麗に真っ直ぐに貼るように、細心の注意を払って貼ろうという意識が高まりました。
同じ作業でもその中に「意義と価値」を見出すことで、仕事の質までも変わると気づかせていただきました
そんなことを考えながらシール貼りに没頭していると、S主任から「社長、シール貼り早いですね」と誉めていただきました
立場上、社内で褒められることなどないので、とっても嬉しかったです
ちょっとした一言が、「もっと頑張ろう」とやる気スイッチをONにしてくれるものなんですね〜
自分も同じような声掛けを社内でしていかないといけないと、これも気づかせていただきました。
今日は何かと収穫の多いシール貼りでした