2015年07月
2015年07月30日
先日、同友会の勉強会で宮成なみさんとお会いする機会をいただきました
宮成なみさんは、福岡のテレビやラジオで活躍する料理研究家です。
食関係のお仕事をしているということでお仕事内容に興味を持ち、何気に「どうして料理研究家になろうと思ったんですか?」と質問をさせていただいたところ、私が想像もしていなかった答えが返ってきました。
宮成なみさんは「結節性動脈周囲炎」という難病を持って生まれてきたそうです。
その病気が16歳の時に発症し、病院の先生から「現代の医学であなたの病気を治す方法はありません」と宣告を受けました。
しかし「たったひとつ病気の進行を遅らせる方法がある」と言われ、それが「食事療法」だったのです。
そこから食事療法を始め、7年半後には不可能と言われた社会復帰を見事果たすことができました。
そのご自身の経験を通して「食」の可能性と素晴らしさに感動し、料理研究家になることを志します。
コネも何もないところから始め、西日本新聞の「フライパンひとつでメロメロレシピ」という連載の仕事をいただくようになってから、料理研究家としての活動の幅が広がっていったそうです。
今では週3回透析を受けながら、精力的に活動を続けていらっしゃいます。
何気に聞いた質問から驚くべき答えが返ってきて、私は本当にびっくりしてしまいました。
宮成さんがお話されていた言葉の中で一番印象に残ったのが、「食生活」という言葉。
宮成さんは16歳で入院し、病院での食事療法を始めましたが、食事制限がものすごく厳しく、足りない栄養は点滴等で補っていたそうですが、160センチ以上ある身長で体重が40キロを切るまでに痩せてしまったそうです。
その後退院し、家での食事療法を続けますが、食事療法をしている中にもたまにはスーパーの惣菜やカップラーメンを食べることもあったそうです。
しかし体重は、7年半をかけて元の体重に戻すことができました。
そこで宮成さんが言われていたのが「食生活」という言葉。
「食べることは、生きることを活かすこと」
食事制限があるから、あれも食べれないこれも食べれない、友達と一緒に好きなレストランに食事にも行けない・・・これで人生を活かすことになっているのか。
数字上完璧な栄養素だけ取っていても健康にはなれない。
食べるものが血となり肉となり、私の体を作っていること。
お母さんやおばあちゃんから教えてもらった昔から伝わってきている先人の知恵の中にも、健康になるためのヒントがたくさん散りばめられていること。
・・・等々、宮成さんの言葉ひとつひとつが実体験に基づかれていて、私は本当に感動してしまいました。
今後は料理研究家という枠を超えて、もっと多くの方の幸せのお役に立てる仕事がしたいと熱く語られる宮成さんは、本当にキラキラ輝いてみえました
本当に素晴らしい方と出会わせていただき、嬉しい気持ちでいっぱいです
そして今日インターネットで宮成なみさんのことを検索してみると、そこに更に詳しく今までの人生の軌跡が書かれてあり、感動して泣いてしまいました。
皆さんも是非ご覧になってみてください
★宮成なみさんHP
http://miyanari-cook.com/
★宮成なみさんの生い立ち
http://miyanari-cook.com/prof#profOitachi
人にはそれぞれ生まれてきた意味、使命があると思います。
宮成さんも、私が想像できないほどの苦しみがあると思いますが、宮成さんにしか果たせない使命があるのだと感じました。
今後もいろいろと学ばせていただきたいです
ちなみに・・・宮成さんとお会いした時に、開口一番に「王さん、会えて嬉しいです」と言われました。
「私は宮成さんのことは知っているけど、宮成さんはどうして私のことを知っているのか?」とびっくりしてたら、以前インターネットで「餃子の包み方」か「肉まんの包み方」かのキーワードで検索したところ、たまたま私のブログが引っ掛かったそうです。
その時に常務のことを書いている記事が目に留まり、「面白い」とちょくちょく見てくださるようになったそうです。
※特に「常務の印鑑」の記事が面白かったと言っていただきました。(↓)
http://blog.livedoor.jp/panda50ban/archives/1715759.html
そして「私、常務の大ファンなんですお会いしたいです」とまで仰っていただいて・・・本当にありがとうございます
次の日、常務にこのことを伝えると、苦笑い
言葉には出していませんでしたが、内心とっても嬉しそうでした
宮成さん、常務に会いにいつでも会社に遊びに来てくださいね〜
2015年07月28日
こちらの「麺帯自動折畳機」という機械を使って、小麦粉に水などを入れて練った生地を1ミリ以下に薄く伸ばします。(↓)
薄く伸ばした生地を、長い包丁を使って手作業でカットしていきます。(↓)
10cm×9cmの四角にカットします。
↑ 結構力が要ります
カットしたワンタン皮を、500グラムずつの束に分けていきます。(↓)
500グラムで約80枚です。
ワンタン皮の束を、一束ずつ透明なビニールで包んでいきます。(↓)
風呂敷包みで包んだら、完成です
たまに「シューマイ皮とワンタン皮はどう違うんですか?」という質問を受けることがありますが、一番の違いはワンタン皮には「かんすい」が入っていることです。
かんすいは中華麺には欠かせない成分で、小麦粉のグルテンに作用して、コシや滑らかさが増します。
また小麦粉のフラボノイドとかんすいのアルカリ性が反応して、生地が黄色になります。
ツルンとした食感が美味しい五十番食品の「ワンタン皮」。
特注でお好きな大きさにもカットできます!!
興味のある方はお気軽にお問い合わせください
【商品案内】
◆品名:ワンタン皮
◆規格:500g(約80枚)×10P×2合
◆大きさ:約10cm×9cm
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〜お問い合わせはお気軽にどうぞ!〜
有限会社 五十番食品
〒818-0066 福岡県筑紫野市永岡1312
TEL:092-928-0050 FAX:092-928-7650
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2015年07月25日
フワラーズブルーベルは、福岡市博多区にあるお花屋さんです
社長のUさんから、花屋さんを志した経緯から修業中の苦労、ショップを持って現在に至るまでのお話を聞かせていただきました。
最近は、凝ったフラワーアレンジを求められるお客様も多いそうです。
そんなお話の中から見せていただいたのがこちら
↑ なんと菊の花で作ったパンダちゃんです
丸い菊を二つ重ねて作っています。
そしてこのフラワーパンダを、プレゼントしていただいちゃいました〜
本当に感激でした
ありがとうございますっ
フラワーズブルーベルは、お花の小売りはせずに、アレンジメントに特化したお花屋さんです。
数々の賞を取られた社長の腕前は本当に素晴らしく、博多座が近くということもあって有名人の方へ送る花束も数多く手掛けられています。
福岡市内の方に素敵なお花を贈りたい方は、是非一度こちらのホームページを覗いてみてくださいネ(↓)
http://blue-bell.jp/index.html
U社長、この度は素晴らしいお話とパンダフラワーをありがとうございました
2015年07月21日
2015年07月18日
エコ販は、形不良などで商品として出荷できないB級品を格安で販売する、工場直売所の月に一度のイベントです
※エコ販についての詳細はこちら。(↓)
http://blog.livedoor.jp/panda50ban-ekohan/
エコ販では、毎月餃子の具と皮をセットにした「手作り餃子セット」を販売しています。
手作り餃子セットの販売は常務の担当で、毎月その場で餃子の手包みの実演をして販売していますが、最近“弟子”ができました
↑ 弟子のM社員(左)。
最初は餃子を包む手元もままならなかったのですが、常務の指導のおかげでメキメキ上達し、最近は餃子を格段に早くキレイに包めるようになりました(↓)
弟子が一人立ちしたので、常務は手持無沙汰。
「何もすることがないなぁ・・・」とブツブツ言いながら、会社の中をうろついていました。
↑ そして遂にはパンダ店長の前にドカンとすわり、腕組みをして休憩していました
ところで肝心の「手作り餃子セット」の売れ行きですが、直売所オープンわずか10分で一気に5セット売れました
そのあとも順調に売れ続け、オープン1時間足らずで用意していた10セットがすべて完売しました
常務は「全部売れたバイ」と浮き出し立ち、試食用で残していた餃子の具を商品用に袋詰めし、更に1セット追加で作っていました。
しかしっ
そのあとが売れ行きがピタッと止まってしまい、追加した1セットはしばらく余ったまま・・・
いつもは完売した時は私が「追加できないんですか?」と言って渋々追加で作っていた常務ですが、今回は私が言う前に自ら進んで追加の1セットを作ったので、誰にも文句を言えません
挙句の果てには「売れ残ったら、弟子が買って帰るから」と、M社員に責任をなすり付ける始末
でも、最終的には追加の1セットもそのあとすぐに売れて、無事に今回も完売しました
お買い上げいただいたお客様、本当にありがとうございました
通常業務用の卸しをしている五十番食品なので、エコ販は末端のお客様のいろいろな意見を直接聞ける本当に貴重な機会です
これからもエコ販でのお客様の意見に真摯に耳を傾け、業務用の商品開発にも活かしていきたいです