2025年03月18日
五十番食品のDX化!
私が経営の勉強をしている中小企業家同友会という経営者団体があります。
同友会の私の所属する支部では「DX推進プロジェクト」という勉強会を月に一度行っています。
他社のDXの取り組み事例を動画で見ながら、自社で取り組めることはないかをざっくばらんにディスカッションする勉強会です。(DX推進というだけあって、勉強会もzoomのみでの開催です
)
私は、この勉強会に参加するまでは「DX」を「デラックス」と呼んでしまうほどDXオンチだったのですが・・・この勉強会に参加したことがきっかけで、少しずつ社内のDX化に向けて取り組むようになりました。
まず、会社にkintoneを導入しました。
そして、工場の社員にもタブレットを支給して、今まで紙で管理していた日報や稟議書などもkintoneで管理できるようにしました。
「わが社も少しずつDXに取り組めてきている」と自負していました。
その慢心からか、1年間ほぼ休まず参加し続けたDXの勉強会を、翌年1年間はお休みしました。
1年間お休みしていたDX勉強会ですが、先月とあるきっかけがあり1年ぶりに参加しました。
すると・・・私が勉強会に参加していた時に、私と同じくらいアナログ人間(まさにDXをデラックスと読んでいたような方)が、今ではChatGPTを相棒のように仕事で使いこなし、お客様に喜ばれている、という話をしているではありませんか
・・・ショックでした

そして、「少しずつ社内のDX化に取り組めている」という自負は、私の完全なる勘違いであったということも・・・。
わが社は、紙からkintoneへの管理に移行してもそんなに業務に支障がない、いわば社内の「周辺業務」に関しては少しずつDX化を進めてこれていましたが、会社のメイン業務である「モノを作り、モノを売る」というところに関しては、全くDX化が進んでいませんでした
「メイン業務をDX化しないと意味がない
」
大きな気づきでした。
それから私のDX魂に火がつきました。
「とにかく毎日私のところにまわってくる大量の紙の山を減らしたい
」と、日々工場で記入しているいろいろなチェック表(食品工場には本当にたくさんのチェック表があります
)を紙からkintoneでの管理に移行しようと、それから私のkintoneアプリの作成の日々が始まりました。
たくさんあるチェック表の中でも、HACCP(衛生管理)に関するチェック表は特に大事な書類です。
それを安易にDX化していいのかが分からず、保健所に問い合わせてみると、「デジタルで管理してもいい」という返事をいただいたので、五十番食品のDX化が一気に加速しました。
kintoneはノーコードでアプリを作れるので、私みたいなデジタルに疎い人間でも簡単にアプリが作れるのですが、どうしてもkintoneの標準機能ではできないことがあります。
そういう機能は、いろいろな会社が出している「プラグイン」というものを使えばできるようになることも知りました。
ChatGPTに「kintoneでこんなアプリを作りたいんだけど・・・」と質問すると、丁寧に教えてくれました。
それでもどう作っていいか分からない時は、キンコミというkintoneのユーザーコミュニティの掲示板で質問すると、ある方が丁寧に教えてくれました。(本当にありがたい
)
そんなこんなで、五十番食品のDX化が、ここ1ヶ月でかなり進みました
(社員の皆さんの協力があってこそ
本当に感謝です
)
しかし、また新たな問題がっ
3年前にkintoneを導入した際、工場の社員にタブレットを支給しましたが、当時は本当にタブレットが業務で活用できるのか分からなかったので、お試しのつもりであんまりスペックの高くない(つまりはそんなに価格が高くない)タブレットを購入しました。
今まではそれで何とか良かったのですが・・・ここ1ヶ月で業務で使う幅が大幅に広がり、「速度が遅い」とか「突然開いていた画面が閉じてしまう」など、使いづらさを訴える社員の声が増えてきました

同友会の私の所属する支部では「DX推進プロジェクト」という勉強会を月に一度行っています。
他社のDXの取り組み事例を動画で見ながら、自社で取り組めることはないかをざっくばらんにディスカッションする勉強会です。(DX推進というだけあって、勉強会もzoomのみでの開催です

私は、この勉強会に参加するまでは「DX」を「デラックス」と呼んでしまうほどDXオンチだったのですが・・・この勉強会に参加したことがきっかけで、少しずつ社内のDX化に向けて取り組むようになりました。
まず、会社にkintoneを導入しました。
そして、工場の社員にもタブレットを支給して、今まで紙で管理していた日報や稟議書などもkintoneで管理できるようにしました。
「わが社も少しずつDXに取り組めてきている」と自負していました。
その慢心からか、1年間ほぼ休まず参加し続けたDXの勉強会を、翌年1年間はお休みしました。
1年間お休みしていたDX勉強会ですが、先月とあるきっかけがあり1年ぶりに参加しました。
すると・・・私が勉強会に参加していた時に、私と同じくらいアナログ人間(まさにDXをデラックスと読んでいたような方)が、今ではChatGPTを相棒のように仕事で使いこなし、お客様に喜ばれている、という話をしているではありませんか

・・・ショックでした


そして、「少しずつ社内のDX化に取り組めている」という自負は、私の完全なる勘違いであったということも・・・。
わが社は、紙からkintoneへの管理に移行してもそんなに業務に支障がない、いわば社内の「周辺業務」に関しては少しずつDX化を進めてこれていましたが、会社のメイン業務である「モノを作り、モノを売る」というところに関しては、全くDX化が進んでいませんでした

「メイン業務をDX化しないと意味がない

大きな気づきでした。
それから私のDX魂に火がつきました。
「とにかく毎日私のところにまわってくる大量の紙の山を減らしたい


たくさんあるチェック表の中でも、HACCP(衛生管理)に関するチェック表は特に大事な書類です。
それを安易にDX化していいのかが分からず、保健所に問い合わせてみると、「デジタルで管理してもいい」という返事をいただいたので、五十番食品のDX化が一気に加速しました。
kintoneはノーコードでアプリを作れるので、私みたいなデジタルに疎い人間でも簡単にアプリが作れるのですが、どうしてもkintoneの標準機能ではできないことがあります。
そういう機能は、いろいろな会社が出している「プラグイン」というものを使えばできるようになることも知りました。
ChatGPTに「kintoneでこんなアプリを作りたいんだけど・・・」と質問すると、丁寧に教えてくれました。
それでもどう作っていいか分からない時は、キンコミというkintoneのユーザーコミュニティの掲示板で質問すると、ある方が丁寧に教えてくれました。(本当にありがたい


そんなこんなで、五十番食品のDX化が、ここ1ヶ月でかなり進みました




しかし、また新たな問題がっ

3年前にkintoneを導入した際、工場の社員にタブレットを支給しましたが、当時は本当にタブレットが業務で活用できるのか分からなかったので、お試しのつもりであんまりスペックの高くない(つまりはそんなに価格が高くない)タブレットを購入しました。
今まではそれで何とか良かったのですが・・・ここ1ヶ月で業務で使う幅が大幅に広がり、「速度が遅い」とか「突然開いていた画面が閉じてしまう」など、使いづらさを訴える社員の声が増えてきました


私は個人でiPadを持っていますが、そんな使いづらさを感じたことは全くなく、業務でタブレットをたくさん使う工場長だけはiPadを使ってもらっていましたが、そんな使いづらさは感じたことはないとのこと。
社員全員にiPadを支給するとなると、結構な金額になります。
しかしiPadにすることで今の使いづらさが完全に解消されるとも限りません。
なのでお試しに1台だけ買って、一番若いTくんに試しに使ってみてもらうことにしました。
昨日iPadを渡しました。
すると早速昨日の日報に感想を書いてくれていました。
************
新しくiPadを頂きました。
いろいろ使ってみて感想を書こうと思います。
まずは、動きが滑らか過ぎますとても良い。
新しいタブを開いてもスイスイです。
************
かなり使い勝手は良さそうです

初期投資は高くても、社内のDX化をますます進めるには必要な投資かもしれません。
Tくんの感想も参考にしながら、どうするか最終決断したいと思います
社員全員にiPadを支給するとなると、結構な金額になります。
しかしiPadにすることで今の使いづらさが完全に解消されるとも限りません。
なのでお試しに1台だけ買って、一番若いTくんに試しに使ってみてもらうことにしました。
昨日iPadを渡しました。
すると早速昨日の日報に感想を書いてくれていました。
************
新しくiPadを頂きました。
いろいろ使ってみて感想を書こうと思います。
まずは、動きが滑らか過ぎますとても良い。
新しいタブを開いてもスイスイです。
************
かなり使い勝手は良さそうです


初期投資は高くても、社内のDX化をますます進めるには必要な投資かもしれません。
Tくんの感想も参考にしながら、どうするか最終決断したいと思います
