2009年05月

2009年05月30日

五十番食品は毎日何百キロのゴミを出していて、去年ついに市の指導を受けてしまいました。。。

「減量計画を立ててください」と言われるんですが、なかなか解決策が見つからずに困っていました

画像 2163← ゴミのほとんどが餃子皮をくりぬいたあとなどの小麦粉系のゴミです。

メーカーによってはこれを粉砕して再利用しているところもありますが、五十番食品は特注商品が多く、それぞれ皮のレシピも微妙に違うので、再利用もできずどうしようかと困っていました

しかしっついに解決方法が見つかりました

こういう小麦粉系のゴミを回収して、飼料として再資源化してくれる業者を見つけたんです

画像 2353← そこの業者に引き取ってもらうためにはゴミをAとBに分ける必要があったので、新たにゴミ入れを購入しました

どのように分別するかというと・・・

画像 2356← 動物系の油脂(油・ラード等)が入っていないものは、

「ゴミA」

に分別します。

画像 2358← そして、動物系の油脂が入っているものは、

「ゴミB」

に分別します。

しかも嬉しいことに、業者はこのゴミを「原料」として買い取ってくれるんです

ここの業者に引き取ってもらうようになってから、おかげで毎日数袋しかゴミが出なくなりました

しかも、地球環境に少し貢献できた気がしてちょっとだけ嬉しいです


panda50ban at 13:01
安心・安全 

2009年05月29日

昨日は同友会(中小企業の社長の会)の方々と、福岡県前原市にある「ケーキハウス・トミタ」に会社訪問に行きました

画像 2322← 「ユニバーサルバス」に乗ってみんなで行きました

私の所属するユニバーサルブロックのキャラクター「ゆにばーサル君」のシールも貼ってあります

画像 2328← 「ケーキハウス・トミタ」に到着です

ひっきりなしにお客さんが来店されています。
平日の夕方なのに、本当にびっくりです

画像 2332← 美味しそうなケーキがズラリ

迷った挙句、6個選んで買いました


画像 2342← ケーキ屋さんを見学したあと、(場所がないので)バスの中でトミタ社長のお話を伺いました。

ケーキハウストミタのケーキには、地元産の材料がたくさん使われています。
いわゆる「地産地消」ですね

トミタ社長に理由を伺うと、「地元に良い食材がたくさんあるし、なにより生産者の顔が分かるから」ということでした

画像 2341← お店の前でパチリ

このあとユニバーサルバスで懇親会場に向かいました



画像 2348← プロレスラーの「筑前りょう太」さんです

この方もなんと同友会で経営の勉強をされているんです

プロレスラーの方を今まで間近で見たことがなかったので、その大きさに本当にビックリしました

画像 2351← 最後にみんなでパチリ

今回の会社訪問は、トミタ社長の温かいお人柄、そしてケーキ作りに対する思いをたくさん聞くことができ、本当に勉強になりました。

ありがとうございました

panda50ban at 13:31
社長の勉強 

2009年05月28日

今日はお客様の特注で作っている「海鮮うにまん」の製造工程を紹介します

この海鮮うにまん、なんと生地に「うに」を練り込んでいます

画像 2310← 海鮮うにまんは機械で製造しています。

包あん機の左側に具を、右側に生地を入れます。


画像 2311← 具と生地が包あんされて出てきます

これが・・・



画像 2312← レールの上に出てきた時には、もう肉まんの形になっています




画像 2309← 形を整えながら、板の上に並べていきます。

敷板の上に置く時には、真ん中にまっすぐ立てておきます。

少しでも傾いていると、蒸し上がった時に斜めに倒れてしまいます

画像 2307← この状態でホイロで発酵させ、その後蒸し器で蒸して出来上がりです



2009年05月27日

今日は「水餃子」の製造工程を紹介します

画像 2191← 水餃子を製造する機械です。

右に具材を、左に皮の生地を入れます


画像 370← 生地と具が包あんされて、筒状になって出てきます





画像 2187← 筒状のものがひとつひとつ分割されて、水餃子の形になって出てきます

分割されるところは機械で覆われているので、どういう構造になっているか見えません。

食品の機械って本当にスゴイです


画像 2190← トレーに入れて出来上がりです

2009年05月26日

去年の11月に購入した「細菌検査器」のセット。

食品の細菌検査はもちろんのこと、さまざまな場所の拭き取り検査も行うことができます。

今回手指の拭き取り検査を定期的に行うことにしたので、今日業者の方にやり方の指導に来てもらいました

画像 2295← これが拭き取り検査用のキットです

希釈液の中に大きな綿棒が入っています。


画像 2296← この綿棒で、手指を拭き取っていきます。

手のひらのシワから、指のシワから、指先のツメの間まで、丁寧に拭き取っていきます

画像 2301← 拭き取ったら、また希釈液の中に戻します。

そして希釈液の中に菌が入るように、フタをして振ります。


画像 2315← 今回は5つの検体を作りました

段ボールを触ったあとや、小麦粉の入った袋を触ったあとの手の検体も作ってみました。

画像 2320← あとはいつも通り、希釈液をスポイドで吸い取って培養皿にのせていきます

それを24時間or48時間培養させたあと、菌の数を数えていきます。

業者の方の説明を聞いてびっくりしたのが、手指の拭き取り検査をする場合、ひとつの綿棒で2人分の手指を拭き取るのが通常(※)だということです。

それはもし細菌検査で菌が検出された場合、それが誰のかが特定できてしまうと、その人にかかる心理的負担が大きいからで、2人分を1つの検体にして個人を特定できなくすることで、その心理的負担を少し軽くするためだ、ということでした。

それを聞いて最初「なんで?」と思いましたが、自分に置き換えてよくよく考えてみると、自分に菌が検出されて、それが一緒に働いている人にも公表されて、「あの人菌が多く検出されたらしいよ」なんて噂でもされたりしたら・・・

「菌」って目に見えないものだし、とても微妙な問題です。

業者の方が「2人1組で検査してください」というくらいだから、今まで職場でのイジメ等いろいろな問題があったのかな、なんて考えさせられてしまいました。

(※本日(5/27)業者の方からお電話があって、「『通常』は菌検査は1人ずつ行う」ということでした。時と場合によって、2人1組で検査した方がいいこともあるということです。
私のブログを見て、「自分の説明が足りなかったので・・・」と慌ててお電話していただきました。ありがとうございました


従業員の皆さん、今回手指の細菌検査を始めるのも、理由はひとつ「安心・安全な食品を製造するため」です

そのためには、「どの工程、どの作業中に菌が手指にたくさん付着してしまうのか」を把握しないと、カイゼンができません。

だからもし仮に菌が多く検出されることがあっても、それはその人個人の責任ではなく、部署全体・会社全体で取り組まないといけない問題です。

会社としてはカイゼンすべき問題点が見える方が、有り難いことなんです

もし拭き取り検査の前に、みんなが手をキレイに洗ってしまって誰からも菌が検出されなかったりすると、会社としては逆に困ってしまいます

だから、拭き取り検査をする時には、皆さん安心して作業中そのままの手を堂々と差し出してくださいね

panda50ban at 13:48
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