2024年08月06日

すべて見える化!

皆さんは人生の中で「救急車」に乗ったことはありますか

私はたぶん今まで10回ぐらいは救急車に乗ったことがあります。

自分が病気や怪我をして運ばれたのではなく、すべて同乗者としてです。


人生で初めて救急車に乗ったのは19歳の時。

大学の先輩がお腹の痛みで動けなくなり、人生で初めて救急車を呼びました。

病院まで救急車に同乗し、病院の先生からは「あなたは家族ではないので詳しくは話せないが、緊急手術をしないと命も危ない」と言われ・・・その先輩のご家族に連絡をし、病院に来てもらったということがありました。


そのあとは、祖母の米寿のお祝いを旅館で行ったあとに親戚10数人で集団食中毒になり、救急車を3台呼んだこともありました。

同じものを食べたのに何故か私は症状が全くなく・・・看病に徹していました


他にも、家族の体調不良や、あとは仕事中に会社のスタッフの体調不良や怪我で救急車を呼び、同乗したことが何回かあります。

19歳で初めて救急車を呼んだ時には本当にドキドキでしたが、今ではそういう状況でもある程度冷静に対応できるようになりました。


先日、仕事中にパートさんの体調が急に悪くなり、救急車を呼ぶことになりました。

会社のスタッフ全員に「緊急連絡先」を教えてもらっていますが、緊急連絡先のファイルの保管場所がすぐに分からず(滅多に使わないので・・・ あとからちゃんと分かりました)、どうしようかと思いました。

とりあえず救急車の中で苦しんでいるパートさんに本人のスマホを渡し、「とりあえず旦那さんの携帯番号の画面だけ出して」とお願いし(顔認証で本人でないと携帯を開けません・・・)、画面を出してもらいました。

とりあえずその番号に電話をしましたが、その時は出られず、「このスマホ画面を閉じてしまったらもう私では開けない」と慌て、とりあえず番号を控えました。

そのあと旦那さんと無事にやり取りすることができ病院に来ていただくことができたのですが、緊急の時の会社の仕組みを再度きちんと整えないといけないと強く感じました。

なのでまず、全員の緊急連絡先を集めたのがもうかなり前だったので、状況が変わって緊急連絡先が変わっている人もいるかもしれないと思い、再度全員から緊急連絡先を提出してもらいました。

そしてそれをきちんと整備し、(個人情報なので)事務員3人だけが見れる場所に保管しました。

そして、救急車を呼ぶことになった時の対応を見える化し、社員全員に共有しました。


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【従業員の病気や怪我で救急車を呼ぶことになった時は、慌てずに下記のように対応してください】

1、個人の携帯電話で救急(119)に電話をする(会社の固定電話からは119はつながりません)

2、事務員は、急患の生年月日・名前(フルネーム)・緊急連絡先(電話番号・名前・続柄)をメモしておく(社員住所録のアプリから)

3、救急車を呼んだ人は、救急隊員の方に病状等を聞かれるので冷静に答える

4、本人に意識がある場合、行きたい病院(掛かりつけの病院)があれば聞いておく

5、救急車に乗って同行する人を決める

6、同行者は、急患の荷物(カバン・着替え・靴など)をロッカーから持ち出す

7、事務員は、急患の情報が書かれた「2」のメモを同行者に渡す

8、同行者は、本人が救急隊員の質問に答えられないようであれば名前や生年月日等の情報を伝える

9、運ばれる病院が決まれば、緊急連絡先に電話をして、状況を伝え病院まで来てもらうように依頼する。もしくは会社に連絡して、会社の電話からご家族に状況と運ばれる病院を伝えるよう依頼する。(個人の携帯番号からだと出ない可能性もある)

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ここまで決めておけば、たぶん私が会社にいない時に別の人が救急車に同乗することになっても、ある程度慌てずに対処できるんではないかなと思います。


今会社で「仕事の見える化」を進めています。

いざという時に慌てないためにも、これからもいろいろな情報をきちんと整備していきたいと思います



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