2024年02月09日
就業体験最終日!
今週の月曜日から特別支援学校の生徒Sくんを就業体験で受け入れていました。
5日目の今日が最終日
今日の午後工場に入ると、Sくんの部署では大掃除をしていました。

「今日で最後やね。お疲れ様
」と声を掛けると、5日間一緒に働いていたパートのSさんが「Sくん、本当に頑張っていましたよ
完全に戦力の一人になっていました
」と報告してくれました

社員さんやパートさんがきっちりSくんに関わってくれて、しかも最終日にそんな声を聞けて本当に嬉しかったです

実習が終わったあと、学校の先生と親御さんとSくんと、お世話係として関わってくれたKくんと私と5人で、5日間の振り返りをしました。
まずはSくんから5日間の振り返り。
・実習が始まるまではとても緊張していたが、徐々に緊張がほぐれた。
・食品工場での実習は初めてだったが、衛生管理の大事さを学べた。
・苦手だった作業、課題。
・木曜日までは元気だったが、最終日の金曜日に首や肩が痛くなって疲労を感じた。
そして最後には、お世話係のKくんにしっかり感謝を伝えていました

親御さんからの振り返り。
・実習が始まる前はとても緊張していたが、初日帰ってきたら笑顔だった。
・緊張はあったみたいだが、体力的には大丈夫だったみたい。
・ブログで紹介していただきありがとうございます
(こちらのブログです
)
そしてお世話係Kくんからの振り返り。
・初日の朝はとても緊張していたが、パートさんたちが積極的に声掛けしてくれて、すぐにコミュニケーションが取れるようになっていた。
・仕事は特に問題なくやっていて、分からないことも自分から聞いていた。
・後片付けができていなかったり、数量間違いがあったりしたが、そこを指導したら本人も気を付けるようになり、それからはきちんとできるようになった。
・複雑な数字は扱ってもらっていないが、単純な数字を扱う時の集中力にはこちらが驚かされた。
・重いものを持つ作業もしてもらったがピンピンしていた。自分も見習わないと
・貴重な経験をさせていただき、こちらこそ感謝です。
そして先生からSくんへのアドバイスはないか聞かれると、
・自分は高卒で働き始めたが、言葉遣い、コミュニケーション、そして字をきれいに書くことを意識してやっていた。日報も丁寧な字で書くといいと思う。
と立派にアドバイスしていました。
私はそんなKくんの姿にとても感動しました

Kくんは高卒で五十番食品に入社し、現在入社7年目の25歳。
5日間Sくんに本当にしっかりと関わってくれて、実習日誌のコメント欄にも、毎日しっかりとコメントを書いてくれていました。




本人のことをしっかり見ていないと書けないコメントです
Kくん、いつまでも子どもと思っていましたが、こんなにも成長したのだととても頼もしく感じました

最後に私の話した振り返りをここに書くなら・・・
最初、特別支援学校から就業体験受け入れの依頼があった時には、不安の方が大きくすぐに返事が出来ませんでした。
実際に学校に見学に行かせていただき、Sくんの授業中の様子も見させていただき、大丈夫だと判断して受け入れを決めました。
しかし、決めるのは私でも実際にがっつり関わるのは現場の社員さんやパートさんなので、やはり不安がありました。
事前にSくんと親御さんと先生で打ち合わせをした時に、Sくんが「自分の特性はこうです」と伝えてくれたので、それを社員全員で共有してそこを意識して関わるようにお願いしました。
実習が始まってからは、お世話係のKくんを始め同じ部署のみんながしっかりSくんに関わってくれて、Sくんも5日間手を抜かずしっかり仕事をしてくれて、最後に同じ部署のパートさんから「完全に戦力の一人になっていました
」との報告を聞いた時には本当に嬉しかったです。
もしかしたらわが社にも特別支援学校の生徒さんが得意な作業があるかもしれない、そうすれば人材の幅も広がる、そんな希望も感じることができました。そう感じることができたのも、Sくんがしっかり頑張ってくれたおかげです。
このような貴重な機会をいただいて本当に感謝です。
このようなことを最後伝えせていただきました

生徒のSくんも、親御さんも、先生も、お世話係のKくんも、私も、みんなが最後「感謝」で終わることができたのが本当に何よりも良かったです。
みんなが一生懸命に向き合った結果だと思います

振り返りが終わったあと、用意していた修了証を手渡すと、みんな喜んでくれました。
先生は「泣きそう」と言っていました

Sくんとお世話係のKくん。
↓ ↓ ↓

Sくんの顔出しはできませんが、ハートの下は満面の笑みです

この度は本当に貴重な機会をいただき感謝です
ありがとうございました。
またこのような機会があれば、是非受け入れさせていただきたいです

5日目の今日が最終日

今日の午後工場に入ると、Sくんの部署では大掃除をしていました。

「今日で最後やね。お疲れ様





社員さんやパートさんがきっちりSくんに関わってくれて、しかも最終日にそんな声を聞けて本当に嬉しかったです


実習が終わったあと、学校の先生と親御さんとSくんと、お世話係として関わってくれたKくんと私と5人で、5日間の振り返りをしました。
まずはSくんから5日間の振り返り。
・実習が始まるまではとても緊張していたが、徐々に緊張がほぐれた。
・食品工場での実習は初めてだったが、衛生管理の大事さを学べた。
・苦手だった作業、課題。
・木曜日までは元気だったが、最終日の金曜日に首や肩が痛くなって疲労を感じた。
そして最後には、お世話係のKくんにしっかり感謝を伝えていました


親御さんからの振り返り。
・実習が始まる前はとても緊張していたが、初日帰ってきたら笑顔だった。
・緊張はあったみたいだが、体力的には大丈夫だったみたい。
・ブログで紹介していただきありがとうございます


そしてお世話係Kくんからの振り返り。
・初日の朝はとても緊張していたが、パートさんたちが積極的に声掛けしてくれて、すぐにコミュニケーションが取れるようになっていた。
・仕事は特に問題なくやっていて、分からないことも自分から聞いていた。
・後片付けができていなかったり、数量間違いがあったりしたが、そこを指導したら本人も気を付けるようになり、それからはきちんとできるようになった。
・複雑な数字は扱ってもらっていないが、単純な数字を扱う時の集中力にはこちらが驚かされた。
・重いものを持つ作業もしてもらったがピンピンしていた。自分も見習わないと

・貴重な経験をさせていただき、こちらこそ感謝です。
そして先生からSくんへのアドバイスはないか聞かれると、
・自分は高卒で働き始めたが、言葉遣い、コミュニケーション、そして字をきれいに書くことを意識してやっていた。日報も丁寧な字で書くといいと思う。
と立派にアドバイスしていました。
私はそんなKくんの姿にとても感動しました


Kくんは高卒で五十番食品に入社し、現在入社7年目の25歳。
5日間Sくんに本当にしっかりと関わってくれて、実習日誌のコメント欄にも、毎日しっかりとコメントを書いてくれていました。




本人のことをしっかり見ていないと書けないコメントです

Kくん、いつまでも子どもと思っていましたが、こんなにも成長したのだととても頼もしく感じました


最後に私の話した振り返りをここに書くなら・・・
最初、特別支援学校から就業体験受け入れの依頼があった時には、不安の方が大きくすぐに返事が出来ませんでした。
実際に学校に見学に行かせていただき、Sくんの授業中の様子も見させていただき、大丈夫だと判断して受け入れを決めました。
しかし、決めるのは私でも実際にがっつり関わるのは現場の社員さんやパートさんなので、やはり不安がありました。
事前にSくんと親御さんと先生で打ち合わせをした時に、Sくんが「自分の特性はこうです」と伝えてくれたので、それを社員全員で共有してそこを意識して関わるようにお願いしました。
実習が始まってからは、お世話係のKくんを始め同じ部署のみんながしっかりSくんに関わってくれて、Sくんも5日間手を抜かずしっかり仕事をしてくれて、最後に同じ部署のパートさんから「完全に戦力の一人になっていました

もしかしたらわが社にも特別支援学校の生徒さんが得意な作業があるかもしれない、そうすれば人材の幅も広がる、そんな希望も感じることができました。そう感じることができたのも、Sくんがしっかり頑張ってくれたおかげです。
このような貴重な機会をいただいて本当に感謝です。
このようなことを最後伝えせていただきました


生徒のSくんも、親御さんも、先生も、お世話係のKくんも、私も、みんなが最後「感謝」で終わることができたのが本当に何よりも良かったです。
みんなが一生懸命に向き合った結果だと思います


振り返りが終わったあと、用意していた修了証を手渡すと、みんな喜んでくれました。
先生は「泣きそう」と言っていました


Sくんとお世話係のKくん。
↓ ↓ ↓

Sくんの顔出しはできませんが、ハートの下は満面の笑みです


この度は本当に貴重な機会をいただき感謝です

ありがとうございました。
またこのような機会があれば、是非受け入れさせていただきたいです

