2023年11月17日
障がい者雇用を考える
先日、経営者仲間に誘われてベンチマークツアーに参加してきました
「人を大切に経営をする会社」を3社訪問するベンチマークツアーでした。
今回、障がい者を多く雇用する会社を2社訪問するということで、ちょうど障がい者雇用の可能性について考えていた時だったので、参加させていただきました。
3社のうち、障がい者を積極的に雇用している会社2社を紹介させていただきます。
まず1社目は福岡市東区にある「アスクルロジスト」。

あの「アスクル」の物流会社です。
あれだけの大手の会社で多くの障がい者を雇用しているというのはびっくりしましたが、働いているスタッフ300名中なんと約60名が障がい者。
障がい者雇用率20%です。
本当にびっくりしました。
障がい者の方を積極的に雇用し始めて10年以上ということで、社内にはしっかりとした仕組みが整えられていました。
実際に働く現場(広ーい物流倉庫
)も見学させてもらいましたが、どの方が障がい者でどの方が健常者なのかもパッと見は見分けがつきません。
現場を案内してくださった方が「あの子は〇〇学園出身」「あの子は〇〇学校出身」と特別支援学校の名前を言われ、私たちも初めてその子に障がいがあるんだと認識します。(そうやって一人ひとりの名前や出身校をすべて把握しているのもすごいと思いました
)
しかし、この子は障がい者なんだと認識して動きを見ても、やはり健常者と大差ない働きぶりでした。
百聞は一見に如かず。
とっても衝撃的な体験でした
そして障がい者を多く雇用する会社、2社目は「障がい者つくし更生会」。

不燃性一般廃棄物の処理施設の運転・管理を行う会社で、春日市と大野城市の不燃物処理施設の管理を一手に担われています。
この会社は、名前の通り「障がい者が自ら雇用の場を創造・開拓し、以って障がい者の自立更生を図る」ために昭和59年に設立され、社員37名中30名が障がい者という、もう見たことも聞いたこともないような会社です。
しかも、「株式会社」。
国から一切の補助金や給付金などはもらっていないそうです。
「日本でいちばん大切にしたい会社 4」にも紹介されている会社です。
↓ ↓ ↓

施設の中も隅々まで見学させていただきました。

ごみ処理の施設なんですが、施設の中は整理整頓がしっかりされていてとってもキレイでした。
不燃物をどのような工程で処理しているのかも、障がいのある方から説明していただきました。

例えば中身が入ったままのジャムのビン、タバコの吸い殻がたくさん入った空き缶なども、1個1個手作業で中身をちゃんと取り出して、出来る限りリサイクルできるようにしています。
人が捨てたものを触る仕事です。
なかなかやりたがる人はいない仕事です。
つくし更生会では、「何のためにこの仕事をしているのか」「この仕事は何の役に立つのか」の目的意識を社員一人ひとりにしっかり持たせ、自分たちの仕事が「社会にとって必要なのだ」「大切な役割なのだ」と、“納得感”を持って仕事ができるように、そこの教育には特に力を入れているんだそうです。
その教育の賜物なのか、見るからに嫌々仕事をしている人は一人もいませんでした。
皆さん生き生きと仕事をしていました。
これまた目からウロコの体験でした
障がい者雇用の可能性を考えるようになったきっかけは、会社の近くの特別支援学校から5日間の「職場実習」の受け入れのお願いをされたことです。
初めての依頼で、受け入れるかの判断には迷いましたが、特別支援学校にも見学に行かせていただき、実際に受入を希望されている生徒さんにもお会いして、受け入れることに決めました。
それでも多少の不安はありましたが、実際に障がい者の方が多く活躍されている企業を見学して、会社の仕組みを整えることで、障がいを持った方でもこんなに生き生きと働くことができる会社を作ることができるのだと、大変勇気をいただきました。
障がい者つくし更生会の専務がこんなことを言っていました。
「うちの社員は、障がい者も健常者もみんな変わり者
」
思わず笑ってしまいましたが、人間は障がい者とか健常者の区別だけではありません。
いちお「健常者」の枠組みに入っている私も、壊滅的に苦手としていることがあります。
「障がい者」の枠組みに入っている人でも、考えられないレベルで得意としていることがあることも今回のベンチマークで知りました。
どんな人も、ある意味“変わっています”。
どんな人も、その人の個性を最大限に発揮して働くことができれば、本当に素晴らしいことだと思いました

今回は目からウロコの経験ばかりで大変勉強になりました。
ベンチマークに誘ってくださったNさん、本当にありがとうございました


「人を大切に経営をする会社」を3社訪問するベンチマークツアーでした。
今回、障がい者を多く雇用する会社を2社訪問するということで、ちょうど障がい者雇用の可能性について考えていた時だったので、参加させていただきました。
3社のうち、障がい者を積極的に雇用している会社2社を紹介させていただきます。
まず1社目は福岡市東区にある「アスクルロジスト」。

あの「アスクル」の物流会社です。
あれだけの大手の会社で多くの障がい者を雇用しているというのはびっくりしましたが、働いているスタッフ300名中なんと約60名が障がい者。
障がい者雇用率20%です。
本当にびっくりしました。
障がい者の方を積極的に雇用し始めて10年以上ということで、社内にはしっかりとした仕組みが整えられていました。
実際に働く現場(広ーい物流倉庫
)も見学させてもらいましたが、どの方が障がい者でどの方が健常者なのかもパッと見は見分けがつきません。現場を案内してくださった方が「あの子は〇〇学園出身」「あの子は〇〇学校出身」と特別支援学校の名前を言われ、私たちも初めてその子に障がいがあるんだと認識します。(そうやって一人ひとりの名前や出身校をすべて把握しているのもすごいと思いました

)しかし、この子は障がい者なんだと認識して動きを見ても、やはり健常者と大差ない働きぶりでした。
百聞は一見に如かず。
とっても衝撃的な体験でした

そして障がい者を多く雇用する会社、2社目は「障がい者つくし更生会」。

不燃性一般廃棄物の処理施設の運転・管理を行う会社で、春日市と大野城市の不燃物処理施設の管理を一手に担われています。
この会社は、名前の通り「障がい者が自ら雇用の場を創造・開拓し、以って障がい者の自立更生を図る」ために昭和59年に設立され、社員37名中30名が障がい者という、もう見たことも聞いたこともないような会社です。
しかも、「株式会社」。
国から一切の補助金や給付金などはもらっていないそうです。
「日本でいちばん大切にしたい会社 4」にも紹介されている会社です。
↓ ↓ ↓

施設の中も隅々まで見学させていただきました。

ごみ処理の施設なんですが、施設の中は整理整頓がしっかりされていてとってもキレイでした。
不燃物をどのような工程で処理しているのかも、障がいのある方から説明していただきました。

例えば中身が入ったままのジャムのビン、タバコの吸い殻がたくさん入った空き缶なども、1個1個手作業で中身をちゃんと取り出して、出来る限りリサイクルできるようにしています。
人が捨てたものを触る仕事です。
なかなかやりたがる人はいない仕事です。
つくし更生会では、「何のためにこの仕事をしているのか」「この仕事は何の役に立つのか」の目的意識を社員一人ひとりにしっかり持たせ、自分たちの仕事が「社会にとって必要なのだ」「大切な役割なのだ」と、“納得感”を持って仕事ができるように、そこの教育には特に力を入れているんだそうです。
その教育の賜物なのか、見るからに嫌々仕事をしている人は一人もいませんでした。
皆さん生き生きと仕事をしていました。
これまた目からウロコの体験でした

障がい者雇用の可能性を考えるようになったきっかけは、会社の近くの特別支援学校から5日間の「職場実習」の受け入れのお願いをされたことです。
初めての依頼で、受け入れるかの判断には迷いましたが、特別支援学校にも見学に行かせていただき、実際に受入を希望されている生徒さんにもお会いして、受け入れることに決めました。
それでも多少の不安はありましたが、実際に障がい者の方が多く活躍されている企業を見学して、会社の仕組みを整えることで、障がいを持った方でもこんなに生き生きと働くことができる会社を作ることができるのだと、大変勇気をいただきました。
障がい者つくし更生会の専務がこんなことを言っていました。
「うちの社員は、障がい者も健常者もみんな変わり者
」思わず笑ってしまいましたが、人間は障がい者とか健常者の区別だけではありません。
いちお「健常者」の枠組みに入っている私も、壊滅的に苦手としていることがあります。
「障がい者」の枠組みに入っている人でも、考えられないレベルで得意としていることがあることも今回のベンチマークで知りました。
どんな人も、ある意味“変わっています”。
どんな人も、その人の個性を最大限に発揮して働くことができれば、本当に素晴らしいことだと思いました


今回は目からウロコの経験ばかりで大変勉強になりました。
ベンチマークに誘ってくださったNさん、本当にありがとうございました


