2023年03月16日

押してダメなら引いてみろ!

先日、工場内でパートさんがラックを倒してしまう事故がありました。

幸い怪我はなかったんですが、一歩間違えると大きな事故に繋がるヒヤリハットした出来事でした。

ラックを“押して”動かしている時に、工場内のグレーチングと床の段差に引っ掛かり、ラックが倒れてしまったそうです。

ラックや台車のタイヤがグレーチングの溝にはまることがあるということで、一年ほど前にグレーチングを溝の細いものに変えました

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それでもやはり床との間に小さな段差があり、そこに引っかかってしまったようです。


ラックは「押す」よりも「引く」方が倒れにくいです。

ラックを常に使用するスタッフはそのようにしていましたが、全体にまでそれが周知できていませんでした。

全体に周知するために、「ラックの押し方」のルールを見える化して掲示することにしました。


ルールを作るのに、常務にダメな例を実演してもらいました
↓ ↓ ↓
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押すとこんな風に前のめりに倒れることがあり、危ないです


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ラックを「引いて」移動できるところでは出来る限り引き、動かす場所によってはどうしても押さないと動かせないところもあるので、その時は充分に気を付けて動かすようにと、ルール化することにしました。

ラックを持つ場所も、高い位置を持つより低い位置を持って動かした方が倒れにくいとのことなので、それもルール化します。


ルールを作ることは簡単ですが、そのルールを周知し徹底させることが難しいです。

まずは誰にでも分かるように「見える化」から始めたいと思います

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