2021年09月18日

台風の日の思い出

昨日は台風接近のため、会社を早めに閉めさせていただきました。

最近は台風や豪雨での災害が多く、会社としても従業員の安全確保のために、会社の休業等を早めに決断することが多くなりました。

また世間的にも、それが許される風潮になってきていると思います。


でも、少し前までは、「台風であろうが大雪であろうが、這ってでも会社に来い」という風潮が少なからずあったように思います。


台風が来るといつも思い出すことがあります。

2014年7月の思い出。

「大型台風がやってくる」ということで、常務から「社長明日の工場の稼働はどうするんですか雨風の中、パートさんに無理やり『出て来い』とも言えないですよ休みにしますかどうしますか」と決断を急かされ、台風情報を見る限りでは福岡への直撃はなさそうだったので、もう少し台風の進路を見極めてから決断したかったのですが、常務があまりにも決断を急かすので、午前中のうちに翌日の工場の稼働をストップを決断したところ・・・台風は福岡からどんどん逸れていき、翌日は台風どころか雨風全くなし。

風が一回だけビュ〜”と吹きましたが、それだけで終わり、常務が私に決断を急かしたことをとても後悔していた・・・というお話です

(詳しくはこちらの記事をご覧ください)


この時は私も「会社を簡単に休みにするものではない」という考えがありました。

しかし今だったら「念のために」ということで、早めに休業を決めていたかもしれません。


この時は「自然災害の脅威」を身近に感じたことがありませんでした。

しかし、ここ数年は毎年のように自然災害で被災されている方が出てきています。

自然災害による「命の危険」を身近に感じます。

今は「会社の利益」や「お客様満足」よりも、「従業員の命を守ること」を何よりも最優先して動きべきだということを、迷いなく決断できます。


この度の台風も、被害が最小限に抑えられることを心から願います。

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