2021年06月29日

良かれが悪かれに・・・

とある事情で証明写真が必要になりました。

先日たまたた市役所に行った時に、市役所の中に証明写真を撮る機械があるのを見つけました

マイナンバーカードの作成などで、市役所でも証明写真機の需要があるのでしょうか

「これはラッキー」と思い、早速撮ることにしました。


証明写真械は、市役所の入口を入ったロビーにありました。

機械の中に入ってカーテンを閉めました。

画面を見ると、通常モードに加えてプラス100円で「肌美プラス」と「男前プラス」というモードが選べます。

一瞬だけ迷いましたが・・・もちろん「肌美プラス」

画面の「肌美プラス」をポチッと押すと、機械から「肌美プラスを選びましたっとおっきな音声で流れ、静かな市役所の中に響き渡りました

本当にびっくりして焦りました

ものすごく恥ずかしかったです・・・


そんなことがありながらも無事に写真を撮りました。

写真を撮り終えたあと、「美肌モード」か「色白モード」か「美肌&色白モード」かを選ぶ画面が出ました。

それぞれの説明が画面に書いてあったので、読みながらどれにしようか悩んでいました。

すると、「美肌モードは顔のくすみやクマを補正しますっとか、それぞれのモードの説明が、またどデカい声で流れ始めました

「もうやめてーー」と思いながら、慌てて「美肌&色白モード」を選びました(←慌てていてもやっぱりそれを選んでしまうという・・・)


何よりも恥ずかしかったのが、証明写真機から出る時。

機械のすぐそばに椅子が並んでいて、私が機械に入る時にも数人の人が座っていましたが、出た時もまだ同じ人が座っています。。。

焦っていたのでマスクもつけ忘れたまま出てしまって・・・素顔もさらけ出してしまうし、慌ててマスクをつけて小走りで市役所の外に出ました。


自分の車に戻ってプリントし終わった写真をじっくり見ると、「美肌&色白モード」でも隠しきれていない目の下のクマ・・・

あんなに恥ずかしい思いをしたんだから、せめて写真写りだけは良くあって欲しかったです


証明写真機のメーカーからすれば、良かれと思ってつけた音声サービスなんだと思います。

画面での文字の説明に、プラスアルファしての音声での説明。

もちろん目の悪い方などにとっては、文字に加えて音声サービスもあるととても便利なんだと思いますが、時と場合によってはそれが喜ばれないサービスになる時もある、とこの度感じました。

私は経験ありませんが、レンタルビデオ屋で男の人が“借りたのを知られたくないビデオ”を借りた時に、レジでそのタイトルを思いっきり大きな声で言われてしまう、みたいな


例えば私が市役所のロビーの椅子に座っている時に、証明写真機から「男前プラスを選びましたっと大きな声で聞こえてきたら、「男前プラス一体どんな男の人が撮っているんだろう」と興味津々で、きっとその男性が証明写真機から出てくるまで待って、出てきた時にはジロリと顔をチェックすると思います


自分がそんな悪趣味だから、余計に恥ずかしかったんでしょうね・・・

証明写真機に文句を言う前に、自分の心癖を改めようと思います

panda50ban at 16:12
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