2021年05月26日

旭酒造の「意見広告」

5月24日の日経新聞に、日本酒「獺祭」の製造元である旭酒造が「意見広告」を出していました。

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(内容はこちらから読むことができます)


ここに書かれている内容に関しては、いろいろな意見があると思います。

賛否両論があると思いますし、むしろ賛否両論があっていいと思います。

飲食業界に携わるものとしては、旭酒造がこのような意見広告を出してくださり、それが話題となり、「賛成」「反対」と論ずる機会を作ってくださったことは、本当に有り難いと思っています。


飲食業界に携わるものとしても、現在のコロナの感染拡大の現状は憂慮すべきものだと思いますし、感染対策が喫緊の課題であることは十分承知しています。

でも、飲食業界の厳しい現状も知ってほしい。

飲食店はもちろんのこと、そこにお酒や食材を納入している我々業者も、今本当に厳しい状況に立たされています。


わが社は雇用を守るために「雇用調整助成金」を使わせていただいていますが、この雇調金に対しても昨日の日経新聞の社説では「当座しのぎ」とか「衰退産業から成長分野への人材の移動を妨げている」とか「将来に渡り雇用を維持・創出する力のない不振企業をいたずらに支援することは・・・」などと書かれていて、本当にドキドキします。

一般論としてはそうかもしれませんが、当事者にとっては死活問題です。

わが社の社員はパート社員も含め、一人一人が「職人」です。

勤続20年以上のスタッフもたくさんいます。

今の技術力は一朝一夕で培われたものではありません。

今の状況下、社員がフルに働ける環境を整えてあげることができないのは社長として本当に不甲斐ない気持ちでいっぱいですが、コロナ後のことを考えると会社の宝である人財を簡単に手放せるものでもありません。


もちろんこのコロナ禍を乗り切る企業努力は必要だとは思います。

でも簡単に切り捨てないでほしい。


現在、各都道府県が緊急事態宣言の延長を要請しています。

確実に延長することになるでしょう。

旭酒造の「意見広告」が、今一度この度の飲食店への制限策の是非を立ち止まって考える機会になればいいと思います。

panda50ban at 13:41
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