2020年07月13日

損して“徳”取れ

「損して得取れ」という言葉があります。

コロナの時期・・・「得」を「徳」に変えて、「損して“徳”取れ」と感じた出来事がありました

今年の4月のコロナの渦中の中、わが社のホームページを管理してくださっている会社様からお電話をいただきました。

「コロナで大変な時期、私たちの会社で何かお手伝いできることはありませんか無料で対応します」という提案でした。

「えっ無料」とびっくりしましたが、ちょうどその時コロナの影響でわが社の業務用商品の売上はガタ落ち、一般の方向けに販売するルートを何か作りたい・・・と思っていた時だったので、急きょ一般の方向けのネットショップのページを作っていただくことにしました。

しかし「無料」ということで、あまり無理なお願いは出来ないなぁ・・・と思っていたんですが、結局はこちらの細かな要望にもしっかりと応えてくださり、本当に“すべて無料”で立派なページを作っていただきました


その時に「損して“徳”取れ」と感じました。

ホームページ制作会社が無料でページを作ることは、わが社が無料で餃子を配るようなもの。

材料費も人件費もかかった商売品を無料で配るなんて、一見「損」したように感じます。

しかし私は困っている時に手を差し伸べていただけたことが本当に有り難く、「今後も絶対にホームページ制作会社は他所の会社には変えない」と強く思いました。

困っている時に助けていただいた恩は、一生忘れないものです

一見「損」したように感じることでも、長い目で見たら「徳」を積むことになるんだなぁと感じた出来事でした


よく社員の前で「信用はお金では買えない」「信用を積み上げるのは大変だけど、失うのはあっという間」という話をします。

信用はお金では買えないけれど、「損得勘定」を超えた判断をすることが、結果的に信用を積み上げることになることはあると思います。

小さな損得に左右されず、大きな徳を積む判断ができる経営者になりたいと思いました


panda50ban at 15:34
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