2019年09月12日
斉藤チーフお疲れ様の会
昨日は、熊本ホテルキャッスルの斉藤隆士氏が社長を退任され相談役に就任されたということで、「斉藤チーフお疲れ様の会」が熊本ホテルキャッスルにて盛大に行われました
↑ 斉藤チーフの似顔絵入りのケーキがお出迎えです
聞いたところによると、約1000名の方が参加されていたそうです
立食形式でしたが、すごい人でした
私は一番後ろのテーブルだったのでステージはほとんど見えませんでしたが、巨大スクリーンが前と後ろに設置してあったので臨場感を持って参加することができました
斉藤チーフは、今から44年前に熊本ホテルキャッスルの四川料理「桃花源」の料理長に就任し、九州に初めて四川料理を上陸させました。
今では熊本はもちろん、九州一円にキャッスル出身のお弟子さんが四川料理の料理人として活躍されています
昨日の料理はブュッフェ形式でしたが、そのお弟子さん30名以上が九州一円から集まり、白衣を着て料理を提供してくれました
お弟子さんといっても、皆さん自分のお店を持たれていたり、有名店の料理長だったり、私たちがいつもお世話になっている方々ばかり。
本当にすごい顔ぶれです
こんなにもたくさんのお弟子さんを育てられ、熊本を中心に九州一円に四川料理を広められ、斉藤チーフの中華料理業界への功績は本当に素晴らしいものだと感じました
料理は和洋中の豪華料理でしたが、やっぱり中華に行ってしまいます。
↑ 子豚の丸焼き。
事前に営業のT課長が「熊の手が出るらしいですよ」と情報を仕入れてくれていましたが・・・
↑ ほんとだ
「熊の手煮込み」がありました
乾杯が終わってすぐ、熊の手コーナーに並びに行きました
↑ お皿に並べてあるのは、熊の爪でしょうか
人生で初めて熊の手を食べました
食べるのに忙しすぎて料理の写真は撮れませんでしたが、ゼラチン質の多い食感でした
会の中でも紹介されていましたが、斉藤チーフは本当に素晴らしい功績を残されています。
平成18年には「現代の名工」、平成21年「黄綬褒章」、平成26年「旭日双光章」、そして今年の5月には熊本を全国で唯一の四川料理の一代拠点をにしたという功労で公益社団法人日本観光復興協会からも表彰を受けたそうです
斉藤チーフのお年から考えると、たぶんもう60年近く四川料理の道を歩まれていると思うんですが、一意専心、ひとつのことをこれだけ極め、また多大なる結果を残されている事は本当に素晴らしいことだと感じました
これからも熊本・九州のみならず、日本の中華料理を引っ張っていく存在であり続けるかと思います
益々のご活躍を期待したいと思います
斉藤チーフ、本当にお疲れ様でした