2018年08月24日
100グラムの中に“こだわり”をたくさん詰めて・・・
真夏の暑さが少し和らぎ少しずつでも冬が近づいてきたからなのか、最近“肉まん”のお問い合わせがとても多いです
五十番食品はお客様のご要望に応じた特注商品の製造を得意としていますが、特に特注の製造が多いのが「餃子」と「肉まん」です。
特に肉まんに関しては、お客様がたくさんの“こだわり”を持って特注依頼をされることが多いです。
肉まんは小さいものだと30グラムくらいから製造していますが、大きいものになると100グラム超
小さな餃子にいろいろと詰め込むのはどうしても限界がありますが、大きな肉まんだとある程度たくさんのアイデアを詰め込むことができます
昔製造していたのが「太平燕包子」。
「太平燕(タイピーエン)」とは熊本名物の麺料理で、春雨の麺に玉子やエビ、イカ、キクラゲ、豚肉などが入った料理です。
それを肉まんにしたいというお客様のご要望で、春雨ベースの具に、うずらの卵1個とエビを2匹入れて手包みをしていました。
今は製造していませんが、今までで一番製造に手間がかかっていた肉まんだと思います(だから記憶にしっかり残っています)
あとは、肉まんの中に“地域の名物麺”が入ったものもあります。
まさに炭水化物 in 炭水化物
焼きそばパンみたいなものですネ
あとは、地域の名産品、例えば高菜や明太子、びっくりだったのは切干大根入りの肉まんの製造依頼が来たこともあります
地域の銘柄肉を使った肉まんも多いです。
肉も豚肉だけでなく、牛肉や鶏肉もあります。
あと、野菜の産地指定もあります。
肉まんの特注依頼で多いのが、地域の特色を強く打ち出したもの。
お客様と打ち合わせをしていると、わずか100グラムの肉まんの中に、その地域の特色や良さをできる限りたくさん詰め込みたいという熱い思いが伝わってきます
手の平にのるサイズの肉まんに、その地域の良さがギューッと凝縮して詰め込まれていると思うと、本当にワクワクします
今年の1月に埼玉県で行われた「中華まん博覧会」。
北海道から沖縄までの全国の“ご当地中華まん”が100種類以上大集合する催しでしたが、その中の3つがわが社が特注で製造させていただいている肉まんでした
特注の肉まん製造に興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください