2018年02月07日

雪とバリウムと私

昨日の福岡は大雪でした

朝起きて外を見ると道路が真っ白

何年か前に大雪のなか無理して車で行ってしまい、とっても怖い思いをしたことがあったので、今回は「電車で行こう」とすぐ決心できました。

暗い雪道を家からバス停まで歩きました。

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バスが来るのに30分、バスに乗ってもいつもの3倍ぐらいの時間がかかりました。

西鉄電車の遅れは10分程度。

最寄りの桜台駅を降りると、景色は真っ白です

こけないようにゆっくりゆっくり歩いて行きました。

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トボトボ歩いていると、会社の近くの狭い坂道に大きな車が停まっています。
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近づいて見てみると、大きな健診車。

昨日は会社の健康診断の日。

いつも会社で健診をしてもらっていますが、「うちに来る車かなぁ?なんでこんなところに停めているのかなぁ」と思いながら横を通り過ぎて会社に行きました。

会社に着いて「健診車が坂道のところに停まっていましたよ」と常務に言うと、なんと雪道で立ち往生してしまい会社まで来れないとのこと

他の車は別道から来てすでに到着していましたが、立ち往生していた車は胃透視検査をする車。

バリウムを飲んでの検査が大嫌いな私は「このまま来れなかったら、バリウム検査ないのかな・・・」とちょっとだけ期待してしまっていました

しかし、今日しなくてもいつかしないといけません

結局胃透視検査の車は、会社の数十メートル先から数時間かけてなんとか到着しました。

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・・・そしていよいよ胃透視検査。。。

優しいお兄さんにバリウムを渡され、「ゲップしそうになったらつばを飲み込んで我慢してください」と笑顔で言われました

心は「嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ」を連呼。

なんとか飲み干したあとは専用の台に乗り、別の優しいお兄さんに「右に3回まわってください」とか「少し左を向いてください」とか「息を吸って止めてください」とかマイクで指示をされながら、とにかくグルグル回されます。

元々車酔いする私は遊園地のコーヒーカップとかも苦手で、バリウム検査はまさにコーヒーカップと同じ系統で気持ち悪くなります。

私の心は更に「嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だーーーーっ」を連呼。

しかし「もしこの検査で胃の病気が分かったら、本当に有難いよね」という気持ちがふと湧いてきて、そう思えた瞬間、お兄さんの「回ってください」の言葉も「発泡剤を追加で飲んでください」の言葉も「見逃しがないようにきちんと検査してくれているんだよね」と有難くなり、そう思えると「嫌だー」の気持ちが自然となくなり、気持ち悪さも少しだけ収まりました。

終わったあとの車酔いのようなフラフラ感はもちろんありましたが、いつもと少しだけ気分の悪さが違うような気がしました(決して爽やかな気分だったわけではない


ひとつの事象に関して、その事象が良いか悪いか決めるのもすべては自分の受け止め方次第。

少しでもプラスに受け止めることができれば、同じ事象でも感じ方が変わってきます。

そんなことを感じた昨日のバリウム検査でした


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