2017年08月10日

そのとき どう動く

「そのとき どう動く」

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相田みつをさんの言葉です。

今日は朝から「そのとき どう動く」を思わされる出来事がありました。


私は毎日車通勤です。

朝、会社の駐車場に停めて歩いていると、会社の道路脇に何か黒いものが落ちています。

「黒のゴミ袋かな」と思って近づくと、それはなんとカラスの死骸でした


ゴキブリの死骸も自分では片付けられない私。。。

そのカラスを直視することも出来ません。

しかし、自分の会社のすぐそばでカラスが死んでいるのを、もちろんそのままにできません。


以前わが家の敷地内で野良猫が死んでいた時に、市役所に電話をしたら引き取りにきてくれたことを思い出し、会社の事務所に入るなりすぐに常務に「会社の道路脇でカラスが死んでいるから、市役所に電話して取りに来てもらってください」と伝えました。

常務は会社の二階の窓から道路を覗き込んでカラスを確認すると、「わざわざ市役所にお願いしなくても、自分たちで片付ければいいやん」と言って、すぐに工場のH課長に内線をして「道路脇でカラスが死んでいるから、すぐに片付けて」と指示を出しました。

私は「えぇ〜、H課長にそんな指示を出して・・・ 私だったら絶対にそんなこと出来ませんよ・・・ H課長、大丈夫かな・・・。市役所の方にお願いしたらいいんじゃないですか・・・」と心配しても、常務は「大丈夫よ」と全く意に介していない様子。

常務から指示を受けたH課長は営業のT課長と協力をして、数分もしないうちにカラスの死骸を片づけてくれました。


そして朝のミーティングの時に、H課長は「カラス、めっちゃ軽かったですよ」。

常務は「もう干からびとったい。だいぶ前に屋根の上で死んどったのが、落ちてきたのかもね」と、そんな軽いタッチの会話。


私が鳥肌を立てながら「あのぉ・・・どうやって・・・片付けたんですか」と聞くと、H課長は「自分がチリトリで取って、T課長が袋を広げてくれていたからそこに入れました」と、あっけらかんと答えました。

私は自分が絶対に出来ないことを軽々とやってくれたことに、尊敬と感謝の思いでいっぱいになりました。


「そのとき どう動く」

カラスの死骸を見つけた時、私は「これを何とかしなければ」とは思いましたが、自分で片付けることはできませんでした。

しかし常務はすぐに課長に片付けるように指示を出しました。

そして指示を受けた課長はすぐに片付けてくれました。

私が見つけてから片付けるまで、わずか10分弱。


私がカラスの死骸を見つけて一番に思ったのが、「会社の脇にカラスの死骸があるなんて不吉すぎる。このままにしていたら会社の印象も悪すぎる。すぐに何とかしなければ」。

でも「自分では出来ないし、自分にもできなことを社員にもさせられない」と、市役所の方にお願いすることを思いつきました。


しかし、私が見つけたのは朝の7時半。

市役所の方を待っていたら、数時間もそのままになっていたでしょう。。。

もし私が会社の近所に住んでいる住人だとしたら・・・「会社の脇にカラスの死骸があるのにすぐに片付けないなんて・・・ダラしない会社だな」ときっと思ったと思います。

会社への信頼度も下がったでしょう。


「そのとき どう動く」

自分の得意不得意はもちろんあります。

でも私は会社の社長として、個人的なそういう思いとは切り離して、即刻片付けることを選択すべきだったとすごく反省しました。

そして、その選択肢を何の躊躇もなく選び部下に指示をしてくれた常務、そしてそれを即実行に移してくれた課長、私の足りないところをこうやって社員たちがフォローしてくれて、会社は守られているんだと感じ、感謝の思いでいっぱいになりました。


朝カラスを見つけた時には「うわぁ。お盆休み前なのに不吉すぎる」と思いましたが、カラスを通して大事なことに気づくことができました


カラスさん、大事なことに気づかさせてくれてありがとう。

成仏してください。


panda50ban at 11:30
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