2016年10月21日

五十番食品の歴史 8 〜設立10周年記念パーティー〜

本当に久しぶりの五十番食品の歴史シリーズです

(過去の記事はこちら ↓ )
五十番食品の歴史 1 〜創業時代〜

五十番食品の歴史 2 〜新事業へのチャレンジ〜

五十番食品の歴史 3 〜大きな決断〜

五十番食品の歴史 4 〜いよいよ点心開発へ〜

五十番食品の歴史 5 〜中華点心で販路拡大〜

五十番食品の歴史 6 〜意外な商品の開発〜

五十番食品の歴史 7 〜最初で最後の仲人〜

前回の「五十番食品の歴史 7」では、私の父と母が創業当時から働いてくれている社員さんの仲人を務め、その時の常務とのおもしろエピソードを紹介させていただきました


ちょうどこの時と同じくらいの時期、五十番食品は設立10周年を迎えました

創業10年目の昭和59年、仕入業者様を集めて川端の福寿飯店で設立10周年記念パーティーを行いました。
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↑ マイクを持って挨拶をしているのが父です。

写真の日付を見ると、10月14日
ちょうど父の誕生日の日に行ったんですね


この時のおもしろエピソードを常務に教えていただきました。

ちょうど設立10周年のこの頃は、まだまだ会社の“過渡期”で、社員の給与は他所の会社と比べてもまだまだ低かったそうです。

お金のことなどについて常務が何か言うと、父は決まって「今、会社の過渡期やろうもん」と一喝。

賞与を出した直後には決まって海外出張。
封筒を開けて金額が少なくても、文句も言えなかったそうです

そんな状態の中なので10周年のパーティーにかけられるお金も少なく、常務は「予算は一人3000円でやれ」と父から指示を受けました。

今から30年前といえども、お酒込みの3000円の予算はは相当安かったそうで、出した料理はあっという間になくなってしまいました。

予算オーバーになるので追加注文もできず困っている常務を見るに見かねて、仲居さんがサービスで皿うどんを出してくれたとか

当時の川端福寿飯店の皆さま、ありがとうございました


会社が過渡期の中、設立10周年も何とか無事に終わり、五十番食品は更に勢いをつけて進んで行くのでした。

・・・続く。


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