2012年07月31日
最近の愛読書!
← 最近の愛読書は、相田みつをの文庫本です

落ち込んだ時に(私でも落ち込むときがあるんです

)ページをめくっていると、その時の心境にぴったりの文章と出会います。そして今日一番に目に飛び込んできたのが・・・
← こちらの文章

今まで何度もこの文章を見ていたはずなのに全く目にとまらず、今日はこの短い文章がなんだかグサッと心に突き刺さりました。
私って・・・やっかいなんです


この暗い文章だけを見ていると落ち込むので、二番目に目に飛び込んできた文章をご紹介しますネ


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あの人・あの人
あの人は
いつ会ってもさわやかでいい
ただ顔を見ているだけで
気持がいい
そういう人がいる
あの人は
顔を見ただけで
うんざりする
なるべくなら
会いたくない
そういう人もいる
あの人の名を聞いただけで
懐かしさがこみ上げて
胸がほのぼのと暖かくなる
そういう人もいる
あの人の
名を聞いただけで
鳥肌立って寒む気がする
そういう人もいる
あの人が出るなら
わたしも出る
あの人がゆくんじゃ
わたしはゆかない
あの人−
あの人−
ところでわたし自身は
どっちのあの人か・・・・・?
ひとのこという
資格はない
(相田みつを ザ・ベスト 「しあわせはいつも」より抜粋)
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もちろん前者の「あの人」になりたいですが、後者の「あの人」になっている時があるんじゃないかと思うとドキッとします


前者の「あの人」だけに囲まれて過ごすことができればものすごく幸せな気もしますが、自分にとって後者の「あの人」の存在も、自分の器を大きくするために必要な存在なのかもしれません。
相田みつをの文章は、本当に奥深い


またブログでもちょこちょこ紹介させていただきたいと思います


